- 名前
- 妄想劇場
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 富山
- 自己紹介
- 年齢違ってます。還暦過ぎてます。 SEXはおろか、出歩く事も出来ません。 出会えませ...
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不倫議員
2017年10月02日 14:19
「この度は、私事でご心配やら、ご迷惑をおかけしまして、心より御詫び申し上げます」
「ふん、心配なんぞしとらん、呆れておるだけじゃ」
「この上は、身を粉にして働き、後援会、地元の人々の為に尽くすつもりで、」
「何を馬鹿らしい事を!
もうお前を支援する奴なんかおるわけなかろう! 清廉で働く主婦の味方を売り物にして国会議員になって、その美貌と弁の立つことで、2期目にして党役員の地位まで約束されながら、よりにもよって、8才も若い弁護士との不倫を報じられるとは…」
山根俊美は、後援会長の白井の前で、小さくなっていた。
「離党して、嵐が過ぎ去るのを待つつもりだったのだろうが、まさかの総理の解散予告に慌てて、ワシに詫びにきたか、この愚か者めっ!」
「会長、お怒りはごもっともです。私も深く反省しております。なんとか、もう一度だけ、お力をお貸し下さい」
「お前なんかを後押ししたら、ワシら企業もイメージダウンだよ」
白井はこの地区で最大企業の会長で、白井が音頭を取り懇意にしている2企業、その下請け4社、計7名の会長、社長で作る「七曜会」が、地域の商業を動かしていた。
2度の地方選挙に落選していた俊美を落下傘候補として、白井の元に呼び、国政に押し上げたのは、まさしく「七曜会」の組織票だったのだ。
「来週、大石の誕生会がある。その時、自身で謝るのだな…」
俊美は黙って頷いた。
「七曜会」のメンバーの1人、大石の70才の誕生会は、関係者100名程を集め、地元の温泉ホテルで行われた。
白井の後に付くように参加した俊美であったが、ほとんど喋られもせず、相手にもされなかった。
会も終わり、俊美は落胆し、白井に帰る挨拶をした。
「誰とも話せなかったようだな」
「はい、御詫びをするのがやっとで…」
「うむ。七曜会全員じゃないが、飲み直しするが、来るか?」
「ぜひとも、お願いします」
ホテルの隔離されたような別棟に行くと、先に入ったメンバー3人が、部屋内の露天風呂に入っていた。
部屋には4人分の食べ物があった。
「お前さんの分は、後から追加する」
「私は結構です。お話しだけを聞いて頂ければ…」
「話を聞く、聞かないは、お前さんの態度次第じゃないのかな…」
「は、はい…」
「とりあえず、皆さんの背中でも流してきたら?」
ガラス張りの仕切りの向こう側の大きな浴槽に、老人達の姿があった。
「えっ?」
「いや、無理にとは、言わんよ」
俊美は、目を閉じて下を向いたが、小さく返事をして、立ち上がった。上着を脱ぎ、ブラウスとスカート姿で、ガラス戸を開けた。
「お背中、お流しします」
大きな浴槽を囲む洗い場は、化学繊維の畳のようで、暖かさを保っていたが、俊美のストッキングの足は直ぐに濡れた。
「お、不倫先生か…」
「この度は、ご迷惑をおかけしまして…」
俊美は膝をついて、永井に頭を下げた。
「主婦の味方が、主婦の一番嫌がる事をしてたとわな…どれ、それじゃ折角だから流してもらうか」
永井は前も隠さず浴槽から上がると、鏡の前のイスに座った。
「はい、失礼します…」
俊美は備え付けのスポンジにソープをつけた。
「おっと先生、年寄りは肌が弱いので、あんたの手に石鹸つけて、洗ってくれ」
「あっ、は、はい…」
「あはは、そんなシワシワで、シミの浮いた背中、そこのブラシで擦ってやれや」
浴槽の中から、岩田が冷やかした。
俊美は、老人の背中を洗い始めた。暫くすると、老人は右手を真っ直ぐ横に伸ばした。
俊美は黙って、老人の右手と脇から下も洗った。そして、次は左手だった。
洗い終わって、俊美は静かにお湯をかけた。老人はクルッと、俊美の方を向いた。
俊美は思わず顔を背けた。
「亭主以外のを見るのも始めてじゃないだろうに、恥ずかしい振りはないだろ」
「あはは、あれは30代のビンビンのチンポで、社長の萎びたのなんか見たくないってさ」
浴槽から出て、永井の隣に座った岩田が、また冷やかした。
「さあ、俊美先生、そんな年寄りは適当にして、俺もお願いしますよ」
岩田は最初から前を向いていた。
俊美は唇を噛んだ。目尻から一粒流れた涙をさりげなく拭うと、それでも永井の前を洗った。萎びて芯のないモノも、立ち上がった老人の尻の割れ目も。
俊美が岩田を洗い始めると、永井は自分の身体にシャワーを宛てた。飛沫が俊美をも濡らす。白いブラウスが肌に張り付き、薄いグレーのブラジャーが浮かび上がる。
岩田の隣には、川崎も上がって座っている。
永井はバスタオルを腰にまいて、ガラス戸から白井の見ている部屋に戻った。
「先生、素直じゃないか」
「いや、不承不承だろ。涙を拭ってたよ」
「そんなに、政治家がいいのかね」
そこに追加の料理を持って、仲居ではない、2人の中年女性が入って来た。
床の間を背にして白井と永井が座り、左右に川崎と岩田。2人の女性は下座に料理を置いて、白井と永井の隣に座り、酌を始めた。
4人の男を洗った俊美を白井が呼んだ。1人の女性に浴衣を持たせてやった。
ガラス越しに6人に見られながら、俊美はブラとパンティの上に浴衣を着て、白井達の前で、神妙に座った。
「もう恥ずかしい事はありません。何とか今一度、私に力をお貸し下さい」
「その身がどうなろうと、構わんのだな?」
川崎に言われ、俊美は小さく頷いた。
酒宴が始まり、直ぐに座は乱れた。
3人の女性は、飲まされ、触られ、舐められ、老人達の慰み者にされた。
「白井さん、どうも先生は、まだ鎧を纏ってるようだよ」
「ああ、大丈夫。もう直ぐ島野が来る」
「えっ?」「いやぁん」
2人の女性が小さく声を上げた。
俊美の浴衣の前が殆どはだけられた時に、島野と呼ばれた男が部屋に来た。
「皆さん、いつもありがとうございます」
挨拶した男は、白井達よりは若いが初老に差し掛かった細く枯れたような男だった。
白井が小さく首を振ると、島野は、俊美の手を取って、皆の前に並んで座った。そして、島野のは俊美を横抱きにすると、首筋に舌を這わせ、ブラジャーの中に片手を滑り込ませた。
「な、なにを?」
俊美は、一気に酔いが覚めた気がした。
「そ、そ、あっ・でも…光恵さんも、桃代さんも居る…、あっ、ダメっ」
浴衣を剥ぎ取られた。
「恥ずかしがることはないさ、この2人だって、島野にヤられたんだから」
「いやね、会長…」
桃代と言われたアラヒィフおぼしき女性が岩田に抱き付いた。
「先生、あんた、まだこの2人が誰だか気付かんか? やはり、地元を軽く見ておるな…」
「えっ?」
どこかで見たような2人の女性だった。地元でのパーティーで見かけた中年のコンパニオンくらいと思ってた。俊美は島野に身体をまさぐられながら、考えた。
「こっちの地方議員とは何度も会ってるだろ?」
「あっ!」
記憶が甦った。どちらも地方議員の妻だった。
「アンタと同じようなもんさ。旦那の政治生命を身を持って守っているんだよ…」
岩田が若い方のスカートの中に手を入れながら言った。
裸に剥かれた俊美は前を隠して小さくなっている。それを見下ろしながら島野は裸になった。
アバラが浮き出る位細身の身体に不釣り合いに立派なモノがぶら下がっている。
羞恥に耐えながら、島野を見上げる。島野のソレは手も触れずに怒張を始める。
「自由自在か…相変わらず見事なもんだな…」
島野は白井に小さく頷くと、俊美の両足首を持って、足を大きく開いた。
「あ、いやっ!」
しっとりと湿り気を帯びた俊美の花園に浅黒い亀頭だけを射し込むと、舌と手を使って俊美を嬲る。
「う・・う・・・うぅ・」
暫くは耐えていた俊美の眉間に皺がより、小さく呻く。 島野のモノが小さく動きながら、徐々に深く入っていく。
「あ・・・あぁ~・・」
甘い声が出てしまう。
岩田が桃代を抱き抱えるように隣の部屋に消えて行った。 直ぐに桃代の淫声が聞こえてくる。俊美も辺りを憚らぬ声をだし、悶え、よがる。何度も逝かされ、それでも島野は責め続けるのだった。
1ヶ月後、俊美は亭主と離婚、無所属で出馬したが、最低票で落選した。
このウラログへのコメント
うわぁ…なんかやりきれないですね。
出来れば、きっちり当選して逆にじぃさんたちに復讐して欲しかったです
じぃさんたちが助けてくれ、と言うくらい搾り取ってしまうとか(笑)
> ペルソナさん
話としては、そっちの方が面白いですね♪ でも、今回は女性議員のスキャンダル目立ったので落選にしてしまいました。
次回作は「ハゲー」に、しようかな(笑)
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