- 名前
- あおい
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- あおいもバツイチになってしまったの。4年ぶりに再登場よ。 誰かお相手してくださいな。。
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民話:機織り石(はたおりいし) ①
2016年04月27日 06:57
むかし、西塩子村(今の常陸大宮市西塩子)の、一軒の農家に美しい娘がいました。気立てもやさしく、働き者だったので、村の若者たちの間で大変評判になっていました。若者の中には、昼となく夜となく娘の家に遊びに来る者もあったので、両親は面白くありません。
「これでは仕事もできない。何かうまい工夫はないか。」と思案をめぐらしていました。
「村の若者たちが近づかないように、家の中で機織りをさせよう。」
両親は娘を家の中に閉じ込めてしまったのです。娘は閉めきった部屋の中で、ただ一人で機を織ることになりました。
村の若者たちがまたやってきました。しかし、娘の姿は見当たりません。
「今日は娘がいないぞ」
そう言って、若者たちは帰っていきました。邪魔になる若者たちが来ないので、両親は喜びました。誰もこないので、せっせと働くことができたからです。
こうして何日か過ぎると、とうとう若者たちに娘のいることが分かってしまいました。家の中から「カチャン、カチャン」と機を織る音が聞こえたのです。
「娘は家の中で機織りをしている。」このうわさは、たちまち若者たちの間に広まってしまいました。それからというもの、若者たちは家の中まで入ってきたのです。両親がいるとコソコソと帰っていくのですが、いないと部屋の中まで入り込み、いつまでたっても帰りません。
両親は、また心配になりました。「どうにも困ったもんだ。」毎日、両親はこのことだけを話し合っていました。
このウラログへのコメント
前後編ですか?
この時代だとどういう遊びしてたんでしょう?
ここだとウラ的な事を考えてしまいます。
なんか、可哀想な話の気が…
続きが気になります。
前段読み忘れてました。(笑)
が、自己中的な両親にやはりムカムカ。
娘を働き手としか見てないところにムカムカ。
それで、石倉欲しがったのですね。
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