- 名前
- くろ助
- 性別
- ♀
- 年齢
- 35歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- アピールと言うか、女の子と恋してます。だからあまり面白くないかもですが、あまり表で書...
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彼女とくろ助の話。①
2015年03月19日 20:20
えーこれから、くろ助の初めて女性と付き合った話になります。
女性同士に嫌悪感ない方!
過激表現大丈夫!タイトルに※は注意
くろ助の自己満足に付き合えるぞ!
長くても飽きず読めると思う……よ?
むしろどんと来い!
な、人はそのまま進んで下さいー。
当時はくろ助高校2年生。女子校に通ってました。詳細は追々です。
高校2年の時の話。
その子はクラスも違ったし部活も違う、共通の友達もいない。
2年の時、くろ助のクラスは4階だった。
その日は忘れ物をして面倒だけど、教室まで向かう。
部活終わりで残っている人はいない。
そう思ってたけど教室に明かりがついていた。
(…あれ…珍しい…)
扉を開けると見慣れない姿。
名前は知っている。
変わった子って有名だから。
長い三つ編み…自分でやるのかな。
腰程ある髪が揺れた。
『あ…くろ助ちゃん、こんばんは』
『こんばんは。誰かまってんの?』
出入口に近い席に座る彼女に問い掛けながら自分の席に向かい目的の教科書を鞄にしまう。
『うん。○○ちゃん待ってるの。ごめんね、勝手に入って』
『別に良いけど、早くくるといいね』
…流石に一人は可哀想だから一緒に待つか。部活だったらそろそろ終ると思うし。
前の席に座り『寂しいと思うし一緒に待つよ』って言ったら彼女は嬉しそうに笑った。
『くろ助ちゃん甘いの好き?』
『うん、好きだよ』
彼女が鞄からポッキーを出してきた。袋をあけて一本取り出す。
『はい、食べて』
くろ助の前に出されたポッキー……え、このまま食べればいいのか?
戸惑いながらも口を開いてポッキーを銜えた。
『ん、どーも』
餌付けされてる気分だ。
彼女はそれに満足したのかまた一本、一本とくろ助に差し出す。
(……何考えてるんだ…?)
彼女の考えてることが分からないけどくろ助の行動が気に入ってるらしい。
『ねぇ、くろ助ちゃん。ただ食べるんじゃつまんないからポッキーゲームしよ?』
『…………え?』
きょとん…ってなった。
ポッキーゲームってくろ助の知ってるアレで合ってるよね。
返答を聞かないまま彼女はポッキーを銜えた。
(……やったことないけど、途中で折ればいいよね)
なんであんまり関わったことない子とこんなことになったんだろ……。
ポッキーの先端を銜えてふと思って油断した。
唇が、触れた。
『………?』
(え、何?)
彼女の長い睫毛が頬に当たってくすぐったい。
口の中はチョコレートの味が広がる。
なんで?事故?
『………ごちそうさま』
彼女が離れて一言。
少し恥ずかしそうな嬉しそうな…よく分からないけど、とても素敵な笑顔で呟いて席を立った。
一人残されたくろ助。
重なった唇を指でなぞる。
『……女の子と…キス、しちゃった』
end。
このウラログへのコメント
ポッキーの甘さと唇の余韻。くろ助の胸に芽生えた未知の感情。
次回、「スキのカタチ」。
乞うご期待!
> 舞波さん
初めまして!
コメントありがとうございます。
ここで切っちゃいました(笑)
日々こちらで更新する予定なのでお時間あればちらっと見に来て下さいね。
> じぇいくさん
え、くろ助もう彼女好きになるんですか?
本人ですらビックリですが(笑)
なんかラノベみたいだけど、リアルなんだよね。
続き読みたくなっちゃうね。やっぱ文章上手いよ。^^
> けい☆さん
え、本当ですか。
ちょっと関係が長いので少しお付き合いして頂きますが最後まで読んで貰えたら嬉しいです。
そして、今現在彼女とメールのみですが繋がってますー。
おはよう♪
その時は処女だったのかな?
だったらかなりの衝撃だね
なんか、女性向けマンガの定番の滑り出しですね!
> イヴ§さん
え、そうなんですか?(笑)
それで上手く終われば良かったんですけどね…。
> 反省親父さん
おはようございます!
って、次の話がそれについてなのに…(笑)
> AKIOさん
くろ助も結構いろんな事をしてるなーって思い返しました(笑)
> だいごろ~!さん
んふふーどうなるんでしょうね(笑)
良かったら次回も読んで下さいー。
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