【ツンデレハート】結ばれる日、03

「うん。できるだけ優しくするよ。力を抜いて……」
ああ。彼の熱いモノが、あたしの入り口に当たってる。

ゆ、ゆっくり入れてよねっ！
でも、早く来てほしいという思いもあった。

ぬぷ……。
入ってきた。そして、何かにぶつかるのがわかる。

あたしの初めての証だ。これを突き破られたら、ものすごく痛いんだろうな。

「ツンデレちゃんっ……」
ずちゅうう！

ひぃあああああ～！！
ちょっと！いきなり貫かないでよっ！
「躊躇って長く痛がるよりは良いかと思って」
まったく、あなたの優しさが却ってつらいんだからっ。その痛がる姿を見れるのが彼氏の特権なんだからねっ。ばか～。

「でも、ツンデレちゃんが痛がるの、僕は嫌だもの」
あたしだって。痛がる姿を他人に見られて喜ぶ変態じゃないわよっ。

……なによっ。いつまで止まってるのよ。早く奥に来なさいよっ。

「うん」
ずちゅうう！

むぎゅうう～。
あたしは思い切り彼の背中を抱きしめた。

すごく痛いけど、彼と繋がったのがとても嬉しいのだ。
「…どうかな？…」
愚問ねっ。

問う意味がない。恋人とひとつになれて嬉しくないなんて人はいない。
初めてのセックスの相手が相思相愛の恋人で嬉しくないなんてない！

べっ、別に痛いのが好きだとかじゃないんだからねっ。責任取りなさいよっ。
「責任って……」
いいから早く動きなさいよ。
「でもそんなことしたら、もっと痛いんじゃないかな？」
そんなもんよ。じきに慣れるからしなさいよっ。
「うん。がんばるよ～」

ずんっ、ずんっ、ずんっ！！ずんっ、ずんっ、ずんっ！！ずんっ、ずんっ、ずんっ！！

は、激し過ぎよっ！
もっとして


続く！