【ツンデレハート】結ばれる日、02

「綺麗だよ……」
当たり前じゃない。初めてなんだからねっ。
あなたが見る日のために念入りに洗ったりしてるんだからねっ。

考えてみればこの台詞も恥ずかしい。でも今は見られる事が恥ずかしいのだった。

ちゅっ、ちゅっちゅっ♪
ペロペロペロペロ……。
彼はあたしの彼処を唇に見立てて愛ある口づけをする。時折舌を侵入させるたびにあたしの身体に電流がはしるような感覚が来る。
あたしの声はもう歯止めをわすれていた。
「ツンデレちゃんの、とろとろだね」
あっ。
彼は手指であたしの彼処をほぐしつつ、啄むようにあたしの乳首をしゃぶる。
あたしは彼の頭や背中を撫で返した。
愛しい彼に何かしてあげたかった。

「はあはあ…ツンデレちゃん…」
彼の吐息がすごくせつなくなるのがわかる。

ひとつになりたい。
あたしもそう思ってる。

お願い。早く来て。
…そんなこと言えない。

ちゅっ、ちゅっちゅっ♪れろれろ…ぴちゃぴちゃ…

あたしの方から彼に深いキスを求める。

彼の胸板を撫でて、お尻を撫でて……股関に触れる。
ちょっと！こんなの入らないわよっ！
「そんなこと言われても」
こんなの入ったら、裂けちゃうじゃない！
もっと優しいちんちんでありなさいよっ。ばかっ。
「こればかりは自分で選びようがないよ～」

すべての女の子は、でかいので裂けちゃう想いをしながら幸せを感じるのだろうか。
あたしにできるのだろうか。

優しくしないと、承知しないんだからねっ


続く！