- 名前
- ようしん
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- 年齢
- 54歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 既婚者ですが、誠実な関係を望んでいます。 だから誰でもいいとは考えていません。 交際...
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不倫で苦しむ人へ
2012年09月29日 02:11
最初に。
この文章は不倫で苦しんでいる人のために書かれた文章で
不倫を楽しんでいる人は読む必要がないですし、そういう人のためには書かれていません。
また僕は不倫を肯定も否定もしません。
ただ、不倫は多くの場合、苦しみを生みます。
その苦しみは通常の恋愛など問題ではないくらい強い苦しみの場合が多いです。
【イントロ】
不倫の話は、もっと後にしようと思ったが
身の回りにも結構いるし、今回取り上げてみる事にした。
今回は男性に妻(子)がいて、女性が独身の場合について話す。
不倫は真剣にればなるほど苦しくなる。
相手の二股を完全に認めた恋愛だからだ。
相手がいくら
「お前を愛している」
といったところで、恋人には奥さん(と子供)がいる。
そして友人は誰もあなたの味方ではない。
話せば非難されるか、バカと思われる。
週末や誕生日、バレンタイン、クリスマスは彼は奥さんのものだ。
不倫には未来がない。
ただ一緒にいる時間を楽しむだけのもの。
彼はあなたと一緒にいる時だけあなたのものである。
【苦しむ不倫の流れ】
僕が考える典型的な不倫の流れを書いてみる。
1
最初は楽しい。
2
しばらくして女性は、その男性を独り占めしたくなる。
同時に、自分が本当に愛されているのか色々な言動で確認しはじめる。
(この行為をしなければ不倫は以下の流れをたどらない)
もちろん、それは証明される事はない。
何故なら、男には妻子がいて、必ずそこに帰っていくからだ。
3
女性の独占欲や愛情を確認する言動に男はうっとうしさを感じる様になる。
何故なら家庭を壊してまでその女性を愛そうとは思わないからだ。
彼らは、自分の社会的地位や家庭が守られている範囲内でその女性を愛しているのである。
うっとうしさを感じる様になると、男の心は女から離れていく。
4
男が離れていくのを見ると、女は自己反省をし愛される様に努力する。
相手の事を考えてあげられなかった自分を責める。
これが最初の苦しみ。
5
女に愛される様になると、男の愛情はより浅くなる。
愛情をかけなくても、女に愛されるからである。
愛されている限り、男は努力する必要を感じない。
仕事や家庭にエネルギーをつぎ込む様になり
女は、愛情のなくなった男に愛されるためより努力する。
(もう一度2に戻り、2?5までの順を繰り返す場合もある)
6
努力し尽くした女は、疲れ果て、別れを考える様になる。
そして離れようとする。
7
一部の男は女が離れようとすると今度は引き戻そうとする。
愛されないと不安になるし、都合の良い存在がいなくなるのはおしい
と考える男も大勢いるのである。
8
一部の女性は、そこで別れるが、一部の女性は、いつまでも離れられず
自己嫌悪し時に相手を憎みながら
3?7の間を行ったり来たりする。
その行ったり来たりの間に、お互いに対する依存は深まり、離れられなくなる場合も多い。
不倫は多くの場合、2?7で出来た輪を行ったり来たりする苦しみと言えるだろう。
その輪の中にいる限り苦しみから逃れられない。
【不倫している男性が考えている事】
上の3?7の間を行ったり来たりする間に男が考えている事。
1)自分は出来る限り相手に優しくしてやっている。
この感情は、彼の罪悪感から来ている。
相手が理不尽な愛を受け入れている事に感謝し、
同時にその立場を貫いて欲しいと願っている。
そして不倫を楽しみたい男は、その罪悪感を出来るだけ感じたくない。
不倫は楽しいものだと信じているからだ。
だから実際既婚男性は独身男性に比べ恋人にとても優しく寛大だ。
これを多くの不倫している女性は魅力の1つと感じている。
この優しさは、しかし作られた無理した優しさであるため、
女性がこれを認めない場合、男性は女性に怒りを感じる。
「これほど俺が優しくしてやっているのに、何が欲しいのだ!!」
と感じるのである。
(彼らは、その女性が実際に何が欲しいのかを知っているが、それは見たくないので見ない様にしている)
まとめると、
不倫している男性は相手に優しくしてやる事によって自分の罪悪感を軽減している。
その優しさは無理をした、作られた優しさであり、不安定なものだ。
2)相手が自分を好きなのだから自分に罪はない。
自分の罪悪感を和らげるため、不倫は相手が全てを決めているというスタンスを取る場合が多い。
だから男は時々、女性が自分と別れたがっていないという事を確認する。
「俺たち分かれた方がよいかも知れない」
「結局うまくいかないかも」
「俺と一緒にいるとお前は不幸になる」
「分かれるかどうかは、お前が決めてくれ」
これを聞いた女性の多くは、自分が、飽きられた、あるいは捨てられると受け止め、この男性の言葉を否定し、より男性に愛されようと努力する。
男は女性の
「分かれたくない。あなたを愛してるの」
「なんでそんなに悲しい事を言うの?私は幸せだよ」
「ごめん、私何か悪い事言った?」
などの言葉を聞き、自分の罪悪感を軽減しているのだ。
相手が自分を好きだからしている事で、自分には罪がないと考えたいのだ。
3)上の1)、2)の行動により男はどんどん自分に都合の良い理屈を付け、罪悪感を感じない様になっていく。
彼の心はつまりこういう大義名分を作っている。
「女が俺を愛しているから、そして別れたがっていないから俺はこの女と付き合っている。
(だから俺に責任はない)
俺はこの女に喜びや楽しさを与えている。
(だから責められるいわれはない)
女は俺がいなければ多分駄目なのだろう。
(だから俺は女を助けているのだ)
そして俺は最大限この女に優しさを与えている。
(やれる事は全てやっている)
相手が別れたいなら別れれば良い
(決めているのは俺ではない)」
罪悪感を感じない、とても最もらしい理屈ができあがる事により彼の心は安定し、安心してあなたとの時間を楽しめる。
何か罪悪感や怒りやストレスを感じると、必ず心は上の大義名分に戻る。
だから怒る。
人間というのは、自分が悪いと感じていることをしていて、それに目をつぶって行動している時、
大義名分を作り、そしてそれに反する場合相手をもっとも責める。
自分が正しいという事を無理に信じようとしている行動がその心理を作るのである。
自己防衛本能の変形である。
(自己防衛に必死になっている男性が女性を愛せるはずはない)
4)自分の生活、家庭、社会的地位を少しでも壊すようなことがあったら直ぐに相手を切る。
不倫している男性が奥さんと別れる事はまずない。
何故なら、法律や社会的立場などが簡単に離婚させない様にしているからだ。
結婚とはそういうものである。
人が一端結婚したら、簡単には別れられない。
社会的にも法的ににもそのように作られている。
子供がいればなおさらだろう。
しかも原因が浮気の場合その縛りは最も強いといって良い。
一瞬は男も離婚を考える事はあるだろう。
「いつか別れるかも知れない」
「もし2人がずっと一緒になれたら、楽しいだろうねぇ」
などと言う事もあるかも知れない。
でもそれは一瞬の考えであり、決して実行には移されない。
その時ぼんやりとそう思った事を述べているだけに過ぎない。
あるいはあなたを楽しませるためのサービストークだ。
あなたは彼が気まぐれで言ったサービストークや思いつきに
しがみつき、苦しみを増すかも知れない。
しかし彼の言葉は本気ではない(例え本気だと言ったとしても)。
これに関しては下に書いた【不倫男性の言葉】を参照して貰いたい。
離婚は、実現するにはあまりにハードルが大きい。
従って彼が本当に「家庭を壊す」とか「離婚してくれないと別れる」
と脅かされるようなことが有れば、相手はあなたを最終的に切るだろう。
【ではどうするか】
1)一時の不倫を楽しみたい場合。
あなたは彼の大義名分を理解してあげる事である。
「女が俺を愛しているから、そして分かれたがっていないから俺はこの女と付き合っている。
俺はこの女に喜びや楽しさを与えている。女は俺がいなければ多分駄目なのだろう。
そして俺は最大限この女に優しさを与えている。相手が別れたいなら別れれば良い」
これをあなたが完全に認めている限り、不倫は通常の恋愛と変わらない。
あなたは決して彼の家庭に触れてはいけないし、彼の本当の生活を脅かしても行けない。
これを認めている限りにおいて何か悩みがあってもそれは不倫の悩みではなく、通常の恋愛の悩みと捉えて良いだろう。
ただ、この場合未来はない。
今を楽しむのが不倫の極意と言える。
未来がないこのタイプの恋愛は、結婚というゴールがないため
多くの場合、いずれ終わる。
(でも殆どの恋愛はいずれ終わるのも事実である)
あるいは可能性は低いけどずっとずっと、不倫相手として社会的に認められぬ関係を続ける事になる。
不倫の未来に関してはいくらでも予想出来るし、実際いくつもの例を見てるが書かない事にする。
他の人がそれに関してはいくらでも助言をくれるはずだ。
これだけを言っておく。
人は歳をとる生き物で、肉体的な魅力は永遠ではない。
そして相手の状況もあなたの状況もどんどん変わる。
無常である。
2)相手の心を振り向かせたい場合。
『恋人の心を取り戻す方法』を参考にして欲しい。
相手の心は戻るだろう。
ただ、彼が奥さんと別れる事はないだろう。
3)相手を別れさせたい場合。
『恋人の心を取り戻す方法』を参考にし、
相手があなたの事を本当に好きになったら
「私を選ぶか相手を選ぶかどちらかにして欲しい」
と迫る。
相手は、どちらかを選ぶはずだ。
相手があなたを、本当に好きで好きでたまらなくならないと意味がない。
『恋人の心を取り戻す方法』をきちんと用いれば
相手はあなたの事しか考えられなくなる。
そして更に過激にする方法も僕は知っている。
それは『恋人の心を取り戻す方法』を応用したものだ。
成功率はしかし低いだろう。
僕のそれらの方法は、
『一時の感情が人間の選択を結局は決めている』
という事実に基づいて作られているが、
離婚というのはもの凄くパワーがいる。
一時の感情で別れる事が出来ない様に作られた
とても完成度の高いシステムが結婚である。
また彼が奥さんと離婚しあなたと結婚した時、
あなたは多額の借金と社会的制裁を受けるかもしれない。
そしてこの方法を使ったらあとにはひけない。
いったん話が進むと後に引けなくなるのも結婚というシステムの特徴だ。
元通りに戻る事を諦めないといけなくなる。
彼があなたを好きになり、離婚し、あなたと結婚した時
(それは半年から数年を要するが)
あなたは果たして彼を好きでいられるだろうか?
あなたの感情もまた一時的であると僕は言いたいのだ。
その方法を使っている時
あなたは彼の本性を見るだろう。
彼の汚い部分や、彼が言葉であなたを操っていた事を知る。
僕の方法で簡単に心の状態が変わってしまう彼に
冷めるかも知れない(そういう女性もいた)。
ともかく色々な事が、彼が相手と別れる間に起きるだろう。
この手段は、だからお勧めは出来ない。
4)苦しみから逃れたい場合。
直ぐに別れる事だ。これが一番痛みの少ない方法だ。
早く別れれば、彼の事を恨まずにいられるだろう。
と言っても無理だろう。
普通の人は、分かっていても抜け出せない。
新興宗教にはまった信者の様なものである。
彼だけは違うと新興宗教の信者の様に言う人もいるだろう。
どこかで気づいていても盲目的に信じようとする。
アルコール中毒の患者が酒が悪いと思っても手放せないのと一緒。
男の口先だけの言葉に踊らされ、苦しみを感じながらも、恨みながらも彼と離れられない。
今までの例を見ていると不倫している女性が別れるのは
本当に疲れに疲れ果てて、突然吹っ切れるパターン。
他に好きな人が出来たパターン。
相手に強引に切られるパターンの3つだ。
早くから自分で関係を切る事の出来る女性は不倫で苦しんでいない。
もし本気で別れたいなら、携帯のアドレスや番号を変え、着信拒否し
物理的に完全に離れてしまう事だ。
アルコール依存症の患者がアルコールを止める時に使う手段の1つだ。
ただこの場合、『恋人の心を取り戻す方法』で書いた事を結果的に行っている事になり
彼の態度は豹変しあなたの心をもう一度取り戻そうとする。
彼は貴方の事を本気で好きになるだろう。
でももし戻ってもまた元の泥沼が待っているだけである。
別れたいなら、最低一年以上あなたは彼との連絡を完全に断つ事だ。
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