林さん更生旅行　1

約束は守らないとねの番外編が

まとめられません・・・

とりあえず　別な話にいっちゃいます

泡のバイトの時のお客さんで

いつも豪遊しにくる御手洗社長

特別コースの出張とか

泡バイトの最終週には

知り合いの社長の植松さんと

その息子さん

そして秘書の林さんの4人で来て

トリプルで遊んでいってくれて

ただ　その時の林さんの顔がひっかかる

まじめ過ぎる人で

少し砕けなさいって御手洗さんに言われ

来たのはいいんだけど

短絡すぎる・・・

結婚してくれって告られたよ・・・

わたしが主婦なの知ってるのに・・・


そしてその4人で来た時は

御手洗さんの荒療治で

御手洗さん、植松さん、息子さんの三人に

責められて乱れる姿を見せ付けて

目を覚ましてもらおうという作戦

わたしの協力して思いっきり乱れたけど・・・

目に涙浮かべられて・・・

すごい悪いことしたみたいな・・・

それで効果があったかというと

あまりなかったみたいで

仕事の性質上　ああなるだけで

本当のわたしは違うとか・・・

泡バイトのゆうりは　あれはあれで

間違いなくひとつのわたしなんだけど

本当の姿かといえば違うとも言えて


でもって　まだわかってない

わからせるしかないと言うわけで

御手洗さんからお誘いが来ました

お金は払うとか言ってるけど

それもらったら　援交とかと同じだし・・・

旅費　食事代おごってもらうって話で

ちあきに一応　報告したら

「いいけど、解決するかねえ」

「しないと困るんだけど・・・」

「その君の嫌いな有名メーカーの社長と

同じ名前の社長さん　王様の理屈だからねえ」

「ん・・・？」

「まあ　ダメな時は連絡おくれさ」

「なんか方法あるの・・・？」

「あることはあるよ」

「じゃあ　それやればいいと思うんだけど・・・」

「それじゃ御手洗さんて人の誘い断るかい？」

「気乗りしないし　それに　あの人のって

ちょっと　悪乗りし過ぎかなって思うし・・・」

「でも　少し　興味ある？」

「うっ、まあ　ちょっとは・・・」

「行っておいで　その方がその方法がより効果的になるし」



そういうことで

泊り込みで　林さん更生旅行に参加することになりました



当日　朝早く近くのSAで待ち合わせ

運転手さんと御手洗さん　林さん　あと誰？知らない人が2人

「いやあ　よく来たね」

「あ、本日はお誘いいただきありがとうございます」

挨拶そこそこに知らない2人を見る

「あ、こちら　新藤さんと後藤さん」

「あ、どうも　初めまして」

耳元で御手洗さんが囁く

「林の件とついでと言ってはなんなんだけど」

「はい・・・」

「枕営業　お願い出来るかな」

「はっ・・・？」

「頼むよ」

なんか　ちょっと思ったけど・・・

本当に　林さんのためなの・・・？



高速に乗って降りて人気のないところで停車

「ゆうりちゃん」

「あ、はい・・・」

なんか久々にその名前で呼ばれたな・・・

「ちょっと外に出てくれる」

「はい・・・」

なんだろ・・・？

外に出て　みんなに囲まれる

「じゃ　ここで裸になってくれる？」

「はいっ・・・？」

「これも　林くんのためだよ」

なんか　嫌な予感ていうか・・・

とりあえず　言われる通りに脱いで

なんか外で裸になるって久しぶりだな

「うお　パイパンかい」

後藤さんだっけ？　驚いてるし

声に出さないけど新藤さんも運転手さんも驚いてる

「あの社長　わたしもおこぼれを頂けるんでしょうか？」

運転手さん　名前は　岩田さんだったかな

「ああ　岩田くんにも彼女を味わってもらうよ」

あの・・・また　林さんの前で5Pですか・・・？

「なあ　林くん　彼女はこういう女なんだよ」

あ、そういう意味ね

わたしって女に幻滅させるのが目的なのね

でも・・・林さん　もう涙目になってるよ・・・

なんか心が痛むな・・・

「じゃあ　そのまま　車に乗ってもらおうかね」

「えっ・・・あ、はいわかりました」


でも・・・

なんか　ひっかかる・・・

林さんをだしにしてるだけなんじゃ・・・



　　　　　　　　　　　・・・なんかそう思えてきた