会員制高級秘密倶楽部-2

もし　主人や田村さんを悪魔とするなら

倶楽部の会員さんたちは何だろう・・・？

主人に言わせると　魔王だそうで・・・

じゃあ　主人より上で　勝ち目ないんじゃ・・・？

「まあ　社会上の立場　権力じゃ即殺されるねえ

でも　それは同じフィールドの話で

立場が確固たる防壁であると同時に枷でもあるわけで」

よくわからないけど　勝てないってわけじゃないわけね

単細胞なわたしを落ち着かせるには

十分な言葉だ・・・




左右に男に囲まれて

会員さん達の前に立つ

なんとなくわかった気がする

2番目のプレゼンテーションの意味

つまりは　この2人にされてるところを

見せるってことだ・・・

なるほねえ　方法は会に任せろって

こういうことなのね・・・

確かに　ここで女の感度や羞恥心を煽って

会員たちに引き渡すってことなのね

これがカラクリか・・・

まあ　この後　その考えが甘かったと

身をもって理解させられることになったけど・・・



『では　皆様　本日の生贄を吟味ください』

その言葉と同時に

十字架に張り付けられたみたいに

両腕を横に引っ張られる　

首筋と耳を責められ・・・

裾から入り込む手が胸を捉える

荒々しく掴まれ体が緊張する

それを揉み解すように・・・

さすがこういう役割を与えられた男たちというか

強弱のつけ方が絶妙・・・

「あっ・・・」

思わず声が漏れる・・・

『感度は抜群　おっとお客様の中には

もうすでに彼女を味わった方もおられました』

「あっ、だめ・・・そこは・・・」

背中から服の中に浸入した手が

お尻をつかむ・・・

左右にお尻のお肉が広げられて

じわじわと前に侵攻してくる

「あう・・・」

耳元でささやかれる・・・

「ぬるぬるしてるよ」

うん・・・否定はしない

感じてるよ・・・

『皆さん　ご報告です　服の上からはわかりませんが

なんと　彼女のあそこは早くもぬるぬるに濡れてるそうです』

「なっ、ちょっと、んっ・・・」

何をいきなり言い出すのって言おうと思った瞬間

唇をふさがれる・・・

指が・・・

唇を唇でふさがれ・・・

力強い手が体を抱きしめる・・・

そして二つの手の指が・・・

前と後ろの穴をふさぐ・・・

突然・・・

でも　当然のように受け入れる体・・・

主人とは別な意味で　すごいよ・・・

これは不意打ち・・・？

主人より田村さんに近い・・・？

開放された唇・・・

「うあっ、ああん・・・」

無意識に喘ぎ声が漏れる・・・

『皆様　ご覧ください　服の上からでも

体をくねらせてるのがわかります

果たして　この服の下はどのようになっているのでしょうか？』

いちいちうるさいって思うんだけど

このアナウンスも手馴れたものだ・・・

多分　この言葉からわたしが何を想像してるか知ってる

そして　それを煽り不安と期待を抱かせる

多分　わたしの幼稚な文章じゃ伝えられない

男の手が服の下に纏う一枚の布をつかむ

「えっ・・・なに・・・？」

ティッシュみたいな布だったけど・・・

ほんとにティッシュのように引きちぎられる

そして目の前に・・・

水分を含んだティッシュのようになった布

さっきまで下着の役割をしていた布

なによりもその布をびしょびしょにした水分の正体

『なんということでしょう　この水浸しの布はいったい

そして　この水分の正体は？

さあ　答えはこの服の下にあります

みなさま　その正体をご覧になりたいですか？

なりたい？　では　ご覧いただきましょう』

その言葉と同時に　服が裂かれる

紙みたいな素材の手術着

簡単に引き裂かれ

わたしの体は会員たちの前にさらされる

抱えられて足を大きく開かれ

わたしの全てがさらされる・・・

「いやっ、あっ、ああああ」

20本の指と2つの舌が

わたしの感じるところをひとつひとつ

暴露していく・・・

そして　2人の男のものを咥える姿

潮を噴き散らす姿

しっかりと上下の口で咥え込む姿

男2人に感じさせられ応え尽くす姿をさらけ出される

数分後

上下の口から男の精液を垂れ流し

あられもない姿でさらしたわたしがいた・・・



『皆様　ご堪能いただけましたでしょうか？

それでは　次は皆様　直々のご賞味いただきたいと思います

ですが　その前に

皆様がご安心してご賞味できるよう

お清めをさせていただきます

今しばらく　そして引き続きご鑑賞しお待ちください』

体を洗われる・・・

それだけだと思ってた・・・

けど・・・

この時間が・・・

この時間こそが・・・

心を　ズタズタにする・・・

そう・・・

これ以上はないと思う・・・


なにもかも・・・

　　　　　　　　　　　　　　　・・・曝される