- 名前
- ハレイワビーチ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 静岡
- 自己紹介
- 裏ログはなんとなしに書き始めた私小説が大半を占めますが、途中から自分のために書き続け...
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ダヴィデの○ニス・・2
2011年09月20日 21:44
ぼくたちは休憩の合間に大きな接点を見出して、いわゆる気が合う、関係になった。 ぼくはこの夏初めての海外旅行を計画していて、その行き先を彼女に告げると、彼女はとても喜んだのだ。 メキシコは彼女にとって思い出深いところらしく、訪問を予定している地名を挙げると、思い出深そうに話しが弾んだ。
デッサンは普通午前中の2時間で終わり、モデルさんは午後はまた違う仕事場に行くか、はたまたフリーとなるかそれぞれであった。
休憩はあるものの、2時間不動の姿勢をキープするのはかなり重労働らしい。 ・・ただそれだけの見合う報酬は貰えるらしいが。
「お疲れさまでした。午後は他で仕事あるんですか?」
「ん~、今日は○○先生のアトリエに呼ばれてるのよ」
「そうですか、ハードスケジュールだ」
「そうなの、もう行かないと。・・そういえば神山君はバイク乗ってたわよね。 急いでるのよ。 よかったら乗せていってくれない?
うちの大学は高尾山の山中にあり、高尾の駅まではバスでゆうに20分はかかった。
「いいですよ。ちょっと友達からヘルメット借りてきます」
彼女は肩と腰の中間くらいまである長い髪をヌードモデルの時はうまく束ねている。 それが解かれると、彼女をよく引き立てた。
バイクに乗ったぼくのうしろに遠慮もせずにまたがり、腕をからませると背中に柔らかいものが感じられた。
いつもデッサンの対象として見つめてきた大きくて、形の良い、乳首がつんと上向いた乳房が押し付けられている。
「バイクって風が気持ちいいね- ヘルメットがちょっと邪魔だよね-
高尾駅に着くと彼女はありがとう、と言ってヘルメットを脱いだ。 とてもバイクが似合う。 よくドラマでつなぎを着たセクシーな女性ライダーが長い髪をたなびかせながらヘルメットを脱ぐのを思い出した。
「今度、海外旅行の送別会しようよ。 来月に行くんでしょ?
「送別会ですか? おおげさだなぁ。 でもいいですよ。先輩からいろいろアドバイス聞きたいし」
「よし、じゃあ来週の土曜とかどう? 国立でさ」
「いいですよ
「じゃあまた次のデッサンの時にね
彼女はチャーミングに後ろを振り向きながら改札口に消えた。
・・続きます
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