- 名前
- ハレイワビーチ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 静岡
- 自己紹介
- 裏ログはなんとなしに書き始めた私小説が大半を占めますが、途中から自分のために書き続け...
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ハレイワビーチさんの10月のウラログ一覧
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2011年10月27日 01:00
未だ身体の奥から力が湧き出ない状態ではあったが、じっとしていることがどうしても出来ずに、翌日シティへのバスチケットを早々に買い求め、追い立てられるようにメキシコの田舎町を後にした 再びシティへと... 続きを読む
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2011年10月19日 23:07
メキシコへの旅はほとんどの若い旅行者がするようにロサンジェルスからグレイハウンド・バスに乗って国境の町エルパソを目指した。 メキシコに行くぼくの大義名分は、当時好きだったメキシコの建築家ルイスバ... 続きを読む
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2011年10月16日 23:26
水曜に行くつもりもなかった学校に行き、篠原教授のアトリエの近くを用事もなくぶらついたが、彼女に会うというほのかな期待は叶わなかった。 クラスのアトリエの外では彫刻科の生徒が扇風機にあたりながら煙... 続きを読む
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2011年10月12日 21:21
オモテのコメントでちょっと触れた阿部定事件 ぼくが子供の頃からずっと気になっていた実際にあったことだったのですが 最近ではちょっと調べようと思えば、いろいろなことがすぐに分かります。 そんななか... 続きを読む
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2011年10月09日 22:52
外に出ると夜風にすこし高ぶっていた気持ちがおさまった気がした。 彼女はいつの間にか、夜道をどこか楽しげにぼくの一歩先を歩きだしていた。 そして時々振り返り、いたずらな笑顔が夜道に浮かんでは消えた... 続きを読む
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2011年10月07日 00:18
彼女の旅の話は、とめどもなく続いた。 そこにはぼくの想像していた彼女とは違い、何か地の底から生還してきたような陰鬱な印象とともに、アルコールで潤んできた瞳にはどこか遠くを見ているようでいて、そし... 続きを読む
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2011年10月05日 21:39
当時ぼくが所属していた造形2科のアトリエは天井が高くまるで工場のような建物だった。 高窓から入る光が空間の脇に所狭しと置かれている作りかけの石膏で型を取った人物の彫刻や、ひび割れかけた粘土の雛形... 続きを読む