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hyoui

2011年09月05日 14:12

有紀の目の前には花柄のショーツがあった。
そのショーツは白いヒップを隠し切れずにいる。
同様に白い太腿の途中まで降ろされたパジャマが見えていた。


(綺麗な肌・・・)


有紀は吸い付くように肌理の細かな早紀の太腿に両手で触れた。
頭上からはスヤスヤと寝息が聞こえている。


(・・・わたし、どうしてこんなこと)


有紀はフッと我に返った。


(いつの間に・・・)


さっきまで自分のベッドで寝ていたはずだ。
気がついたら目の前に早紀のお尻があったのだ。

(さて・・・これどうしよう)


どうやらパジャマを脱がそうとしたのは自分らしい。
状況から考えて他に原因を探すことは困難のようだ。
有紀はこのまま自分のベッドに戻ろうと思った。
無理にパジャマをはかそうとして早紀が目覚めてしまったらどう説明しようかと考えたのだ。
有紀はそっと離れると音を立てないように自分のベッドへ向かった。
そして布団にもぐろうとしたその時、急に背後から抱きしめられた。


「あっ」



そしてそのままベッドに押し倒された。


(だれ?!)


背後を振り返ろうとするが後頭部を強い力で枕に押し付けられてしまう。


(さ、早紀ちゃんなの?)


他に考えようもないのだが、あの小さな早紀にこんな力があるのだろうか?
有紀は懸命に身体を反転させようとするが、押さえつける腕はビクともしない。


(やめて!)


心で念じてみるが、もちろん状況が変わるはずもなかった。
それどころか、ネグリジェの裾から手が侵入してくる。


(あっ・・・だめ!)


瞬く間に有紀ショーツに届いていた。
そして一気に引き下げられる。


「や、やめて!」


有紀が全身に力をこめて叫ぶと、押さえつけていた力が消えうせた。
有紀は軽くなった身体をそっと横向ける。


(えっ?)


向かいのベッドには寝息を立てて寝ている早紀がいた。


(夢・・・なのかしら?)


そう思うのが妥当だと有紀は思う。
しかしその思いは一瞬で迷いに変わった。
左脚首にからまっているショーツ有紀の思いを迷わせたのだ。


(自分で脱いだのよ・・・)


有紀はそう思いこもうとした。
そして足首に絡まるショーツを穿きなおそうと身体を立て直す。


「あっ!」


思わず声をあげてしまう。
ショーツ有紀の身体から分泌された液体で濡れていたからだ。
有紀は声をあげてしまった口を手のひらで押さえ、早紀をみる。


(良かった・・・)


早紀は変わることなくスヤスヤと寝息を立てていた。
有紀は早紀に視線を向けたままベッドから立ち上がった。
そして濡れてしまったショーツをはき替えるためにローゼットへ向かった。


大丈夫そう・・・)


入寮したばかりで疲れていたのだろう早紀はまったく起きる気配がなかった。
一安心して視線を離し、クロゼットの引き出しに手をかけた。
その時、再び背後から強い力で抱きしめられていた。


「っあ」


叫ぼうとした有紀の口が大きな手のひらで押えられる。
その手のひらは鼻ごと有紀の顔を覆っていた。
声を出そうにも大きな手のひらは呼吸すら許してくれそうになかった。
ネグリジェがめくられる。


(・・・しまった!ショーツが・・・)


濡れてしまったショーツ有紀の手のひらの中にあった。
ヒップがむき出しになってしまっている。
そして、その奥には有紀自身が・・・


(!)


有紀が自分の股間を意識した瞬間、そこに熱く硬いものが押し当てられた。


(やめて!)


有紀は男のものを知らなかった。
だが、この状況から自分のそこに押し当てられているものが間違いなくそれに違いなかった。


(やられる・・・助けて早紀ちゃん・・・)


(う、うう・・・痛い)


有紀の願いも虚しく、それは始まってしまった。


・・・


早紀の意識が薄っすらと覚醒し始めていた。
重い瞼をゆっくり開くと、壁に備えられたクローゼットの前に有紀がいた。
両手を引き出しの取っ手にかけ、お尻を後ろに突き出している。
黒く綺麗な髪を振り乱すように・・・

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