ゆうりの泡日記-危なかった日

ある意味じゃなく

本当の意味で困ったお客さん

例えば　お金を払ってるからといって

女の子の嫌がることを強要したり

確かに安くないお金を払うわけだけど

何でも出来ると思ってる人



でももっと困った相手にあたってしまいました

「ゆうりちゃん」と工藤さん

「はい？」

「指名なんだけど」

「指名ですか？」

「うん　でも写真指名だよ」

「はい？」

なんかいつもと違う言い回し

「それで部屋なんだけど」

「はい？」

「特別室使ってくれる」

「えっ、危ない人なんですか？」

「うーん　ちょっと悪い噂あってね」

「わかりました」


一応　了解したけど

特別室ってVIPルームみたいな呼び方だけど

つまりは　覗き窓のある部屋で・・・

要監視のお客さん

それよりも気になるのはぁ・・・

スタッフに接客を見られるわけだよ・・・



ちょっと見た目は普通のサラリーマン・・・

何が　危ないんだろ？

挨拶をして　即パクッ　

そしてゴックン


洋服を脱がせてわたしも脱いで

「サービスの前にちょっと話さないかい」

「えっ、はい　いいですよ」

特におかしなとこはないけど・・・

「けっこう　この仕事きついでしょ」

「そうですね　結構体力使いますね」

「僕も結構　体力使う仕事でね」

「そうなんですか？」

「ええ、あ、そうだ　忘れてた」

そう言ってバックからなんか取り出しで飲む

「結構この栄養剤効くんですよ、あ　一本どうです？」

「あ、はい　いただきます」

これが　いけなかった・・・

でもさ なんで要注意か教えてくれてないし

知ってたら・・・


さて　仕事しなきゃと　お風呂の準備を始める

・・・

あれ・・・？

なんか力が入らない・・・

なんか・・・変・・・

お客さんがわたしを抱きかかえてベットへ

なんかふわふわして・・・気持ちいい

「あっ・・・あふ」

なんか今日　敏感になってるよ・・・


「あ、あああ・・・」

すごい・・・濡れてる・・・

シーツがびしょびしょ・・・

そして　何か　また口の中に流し込まれる・・・

体がすごい敏感になってる・・・

意識が・・・

とぶ・・・





























「ゆうりちゃん　ゆうりちゃん」

「あ、気がついた、石元　水」

「ゆうりちゃん　大丈夫？」

なんか工藤さん　みゆきさん　石元くんがいる・・・

朦朧としながらまわりを見渡す・・・

特別室のベットの上・・・

「あれ　わたし・・・？」

「よかったあ　なんかあったらやがみくんに殺されるとこだったわ」

「えっと・・・あれ？　お客さんは？」


説明された話だと

覗き窓から見てた石元くん

ちょっと席を外した間に

わたしが薬を飲まされて

戻って見たら　もうベットプレイに

なんか早いなと思いつつ見てて

わたしの反応がおかしいのに気がつく

そして工藤さんを呼ぶ

ついでに接客が終わったみゆきさんも見にきて

わたしが普通じゃないと思ったところで

お客さんがわたしをカメラで撮りはじめた

そこで草野さんも呼んで踏み込んで

お客さんを確保


よくわからないけど

最初に飲まされたのは抗鬱剤いりの栄養剤で

後から飲まされたのは眠剤を溶かしたブランディーだったとか

最初のは用法を間違うとすごい危険な薬だったみたい

そのまま　特別室で休ませてもらって

紗枝ちゃんやのぞみちゃんが様子見に来てくれて

石元くんがすまなそうに来る

「すいません　僕が目を離したばっかりに」

「いいよ・・・気にしないで」

「でも、その、すいません」

ん・・・？

なんか必要以上に謝るけど・・・

何かあるの・・・？

「あの　もしかして目を離した理由になんかある？」

「えっ、いえ、なにも、な、ないです」

何かあるな・・・

「怒らないから正直にいいなさい」

「は、はい　実は」

「うん」

「ゆうりさんがフェラしてるの見ててちょっと」

「もしかして興奮しちゃったの？」

「はい、それでちょっとトイレで」

「・・・・」

怒るとこなんだけど呆れて絶句・・・

「あ・・・」

怒るタイミングを逃したみたい

石元くんの後ろで怒ってる人が・・・

「石元ぉ　きさまぁぁぁ」

「うわっ　マネージャー　　」


結局石元くん　30％減給

そういえば最近

技術ミーティングやってないのものね

石元くん　たまってたんだね・・・

この日は　体調が落ちついたところで

あがらせてもらって・・・

なんとか無事帰宅

でも結構　薬が残ってるみたい・・・

主人から帰るコール・・・

裸になって玄関に・・・

これは　うん　薬のせい・・・

もうすぐ帰ってくる

　　　　　　　　　　・・・はやくっ　はやく