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10th Shinjyuku Part 16

2005年07月13日 01:51

夜の公園でずらりと並んで恥戯が行われるのを見てもわかるように
情事に狂う輩の考えることは似たり寄ったりなのかもしれない。
太陽の光がさえぎられて、大木に囲まれたその一帯は
草いきれが微妙に濃い目で空気の密度が高く
確かに卑猥雰囲気をひっそりとたたえた場所だった。
フェロモンをまきちらす男女はこんなところに集まるのだろうか。
自分たちは結構図太く見せつけているくせに
突然、眼前に広がった野外での痴態に妙にうろたえた。
当然こういう風にしようと思ってきたのだから
少しもあせる必要はないのだが...
先客のカップル傍若無人だった。
ちらとこちらに流し目を送ると、即座に同類と見て取ったのだろう、
行為をさらに加速させる。 
女のスカートはもう膝より下におろされていた。
ブラウスはほとんどのボタンがはずされ、
片方だけのストラップでかろうじてぶら下がっているブラからは
大きめの乳房が突き出されている。
その先端がぬらぬらと濡れているのは、
たっぷりとなめ上げられ、吸われたからだろう。
こちらの女がよくするように
目を閉じてより鋭い快感を追い求めている女もまた
パンストをつけずに妖しくストッキングをはいている。
極端に目立ったのは真紅Tバックだった。
その小さな布きれの下で、無骨な男の手が、
くりくりと速いテンポで動いている。
その動きにつれて、赤い布はじわじわと黒く染まっていく。
これらが全部見て取れるほど近くで繰り広げられた行為だった。
どうやら露出癖もあるらしく、視線を意識したときから
女の脚の開角度は増したし、おまんこからのおつゆも増したようだ。
喘ぎが聞こえる。
ささやきも聞こえる。
大きな木を背中に回している男に、
さらに女が後ろ向きでもたれかかっての狂態だから、
すべてが見えてしまうのだ。
そのうちにTバックがずりおろされ、
かき回す指の間からおまんこピンクの肉片が覗けるようになった。
もちろんこちらの二人もねっとりとしたキスをかわしながら
食い入るようにして見つめ、楽しみ、興奮の材料にする。
先客の二人もこちらの視線を確かめながらさらに卑猥な形をとる。
四つの血走った視線が交錯する桃色の空間は
まるで後に出現するカップル喫茶のような状況になった。
たまらくなった声で「こっちも」とささやくと
しゃがみこむと、ブルーのレースのこれまた極小の
Tバックをみせつけるようにしながら、ベルトをはずし
硬くなったペニスつまみ出すと芝居がかった様子で
パクリと加えて激しくしゃぶりだした。
いやいやをするように首を左右に振りながら
すさまじい速度で舌を使い唾液肉棒に塗りたくる。
時々横目で相手のカップルを見つめながらの行為だ。
非日常ともいえる状況に快感が急速に高まってくる。
脚を広げてしゃがみこんでいるし、
ストッキングガーターだから目にじかにとびこんでくるパンティの前は
みるみる湿ってきている。
おまんこが泣いてる。おまんこが泣いてる。」
激しいフェラチオの合間に、こんな呟きが聞こえ出すと
もう止めようがないことは、何度かの激しい行為でわかっている。
精液を口かおまんこに飲み込まないかぎり満足することはないようだ。
もっとも、この公園に入ったときから
双方狂いまくって果てるつもりだったのだが。
先客の女はもう完全にパンティをぬぎすてていた。
ブラもすべてはずしていた。
二つの妖しい布切れが、芝の上に無造作に放られているのがなまめかしかった。
相変わらずこちらを意識しながら、やはりしゃがみこみ
つまみだした男の黒い肉棒をしごきながら、
自らのおまんこをかきまわしだした。
こちらの女がささやく。
「すごいよ。あんな格好でおまんこオナニーしてる。わあやらしい。」
五十歩、百歩とはまさにこういうことだろう。
いやらしさでは決して負けてはいないはずだ。
先客を触発するように、あるいは先客に挑むように
あいてに聞こえる声で
おまんこなめて。」と言い出した。
今度は自分が立ち上がり、すばやくパンティを足首まで下ろすと
中腰になっておまんこを広げる。
立ったまま下から舐めあげろ、と言っているのだ。
今度はこちらがしゃがみこみ、
ぼとぼとと愛液を垂らしているおまんこを見上げ、吸いついた。
先客とおなじように木を背にしたままのけぞったから
幹に頭をこすりつけるようなかたちになった。
支点を得て安定したためか、脚の開き方がより大きくなり
おまんこがさらに大きく開けられ、
べろりと剥けるようになる。
ひどく淫靡でひどく激しい光景
口に流れ込むかすかに生臭い愛液
こちらの頭上でひびく卑猥なあえぎ。
そしてはじまる「おまんこ」のシャウト。
「うわあ」「うわあ」という悲鳴
同期するかのようにどくんどくんと愛液が吐き出される。
「垂れる。垂れる。おまんこのおつゆ。」
平気で発される淫語に圧倒されたのか
今度は先客がこちらの行為に気をとられだした。
しゃがみこみおまんこを広げ、
男のペニスに手をかけた形のまま動かなくなって
二人してこちらを見つめている。
おまんこ、いい。いい。いいいいい。」
完全にこちらが傍若無人になっている。
かろうじて抑え込んだ、それでも先客に完全に聞き取れる声で
わめいたかと思うと、第一回目のアクメに達する。
この間のときよりはるかにテンポが速いのは
木陰とはいえ昼間の野外というシチュエーション
期せずして見せ合いになった異常な状況のせいかもしれない。
こちらの女がイったのを見て、
先客は気をとりなおしたのか行為にもどる。
そちらも激しかった。
女を木に捉まらせると、尻をつきださせて後ろから犯し始めたのだ。
獣のような後背位
だがペニスを呑み込んだのは…
おまんこではなくアヌスだった。
それをこちらにわからせるように斜め横向きになっている。
だから体をつなげた部分が全部見えるのだ。
われに返ったこちらの女が、これを見て息を呑む。
その嗜好のない人間にとって、アナルセックスは不可解な世界だ。
「あんなことしてる。おまんこから垂らしながらお尻の穴に入れてる。」
「やだ、できないよお。あんなこと。」
向こうの女が高まりに向かって突き進み出した。
くねくねと尻を振り少しでも奥へとペニスを誘おうとしている。
男はぐさぐさという感じで体を送り込みながら
手を突き出しおまんこをかき回している。
「すごい。お尻おまんこで感じてる。」
そういいながら、自分の指を再び激しく使い出した。
強烈な光景に、自分も犯されているような気分になっているのだろう。
いよいよ向こうの女がわめきだした。
「いいよ。いいよ。」といいながら腰をぐるぐる回すようにする。
男はズボンからつきだしたペニスをくい打ち機のように打ち込んでいる。
やがて、
「いくぞ。」
「ちょうだい。」
「うわあ。」
「死ぬう。」
という声が」交錯し、二人の体がぶるぶると震える。
同時にこちらの女も、狂ったようにかき回しながら
おまんこすごいよおお。」
とわめいて達してしまう。
三人が同時に果てるという狂態だった。
女のアヌスからずるりと抜かれたペニスは白濁した精液にまみれ、
まだ大きく開口しているアヌスからもだぶりと流れ出している。
おまんこからは愛液が流れ出して草をぬらしている。
だがそれはこちらの女も同じだった。
違いといえば、先客の女はこの激しい行為でもはや
忘我と満足の世界に漂っているのに
こちらの女は、やっと何回も続くアクメの入り口に達しただけ、
ということだった。

(続く)

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