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本当に、もう、ゆるして…壊れちゃう…

2010年12月19日 22:20

こんな話は好き?

~恵理 36歳 会社員
本当に、もう、ゆるして…壊れちゃう…

「も、もう……だめよ、……卓ちゃん」
「卓ちゃんじゃないでしょう?卓也さん、って言いなさい」

ねぇ、ねぇ、とあえぎながら哀願したのは、小沢恵理。 36歳、独身だが、S商事総務部課長を務めている。
恵理に対し、高圧的な返事をしたのは、営業部の内山卓也、31歳。年下の暴君、というのか、否、この場合、実はセックスにおいて恵理がMだった、ということになるのだろう。

「……ねぇ……もう、無理よ……」
「無理じゃないでしょう?男と違って女には限界がないって聞いてますよ?」

むちゃくちゃなことを言いながら、卓也の手は、恵理のもっとも敏感な部分を今夜、初めて使ったラブグッズで責め続ける。

「あ、ああん……本当に、もう、ゆるして……壊れちゃう……」
すでに、卓也に2回、ラブグッズで3回立て続けにイカされて、恵理はたまらなくなって啼き声を上げた。
「許してください、卓也さまっ、て言えたら、コレ、抜いてあげますけど、本当は抜いてほしくないんでしょう?もっと、俺を欲しがっておねだりしなさい」

卓也に2回イカされて、その後、卓也自身が復活するまでは、と、バックからラブグッズで責め続けられているクリトリスは、真っ赤に充血して肥大していた。

「ふふ、この体位、俺も好きですよ。恵理さんの恥ずかしいところが全部見える。可愛いお尻の穴も、ほら」
「あ、や!嫌よ。そこは、いや、違う……の……」

おそらくそこも敏感なはずの、菊のつぼみを思わせる濃いローズ色の部分に、そっと指先を押し込んで、卓也は言った。「そこは、違うってそれじゃ、どこなんですか?イイところ、その口で、ちゃんと教えておねだりしてください」

そこ、ではわからない、と卓也が笑う。
いつからか、ベッドの中での主導権は恵理ではなく、卓也が握っていた。
清潔と整頓を好む恵理のベッドの糊の効いたシーツは、すでに卓也の放出したものと、恵理の愛液とでぐしゃぐしゃになっている。乳首もツンと硬く赤く立ち上がって、口では、いや、と言いながら恵理が感じているのは明らかだった。

「きれいだ。俺だけが見られる顔だ。もっと喘いで。もっと好い声、聞かせてください。俺、勉強熱心ですからね。もっともっとイイとこ探して、失神するくらいイジメてあげます。ねぇ、今までの彼氏って、こんなことしてくれました?」

ようやく口説き落とした年上美人。恵理にも過去はあるだろう。でも今この時は、卓也だけの彼女だ。ストイックな顔を見せる恵理が、背後からのセックスを好むとは思いもよらなかったが、昼と夜とでまったく異なる顔を見せる彼女に、卓也は夢中だった。

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二人の恋の始まり

総務部課長である恵理は、社内外での受けが非常によかった。ソフトな対応、女らしい気配り、そして完璧な仕事ぶり。

フレグランス柑橘系。さわやかでスレンダー。いかにも仕事のデキる雰囲気の、細身のパンツスーツの似合う女性である。

誰もがプライベート彼女の隣には、落ち着いた理想的恋人がいるのだろうと想像していたが、彼女恋人は、営業部の、やる気ばかりが空振りする5歳年下、食欲と性欲、元気だけが取柄のメガネの君(きみ)だった。

中途採用の入社時に掛けていたメガネがあまりにダサく、恵理が、つい、新しいメガネ見立ててやったことが始まりだった。恵理の目には、その時の興奮を隠せない卓也は、まるで散歩を期待するゴールデンレトリーバーのように映っていた。

思わず釣られて、ふっと、口元が緩んだ。

卓也は、そんな恵理の微笑にドキンと心臓鷲掴みにされた。それが彼の恋の始まりだった。
あとは持ち前の根性と押しの一手で恵理を口説き続けた。年下の純朴な青年から毎日送信される、賛美の数々。ハートマーク付きのメールも見て、その時、フリーだった恵理は、押されるままに卓也と付き合い始めたのだ。

人が知れば、美女と野獣、どころか、美女と惰犬とでも悪口を言うのが疑いもない、あまりにも想定外カップルだった。そのため恵理は卓也に厳命して、二人の関係を絶対の秘密にした。

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「もっとイジメてあげますからね」

初めての夜、恵理は、「正常位では翌日、脚が痛くなって趣味のジョギング差し支えるから」と言って、背後位でのセックス希望した。

卓也は正直、驚いた。

そして、年上でおそらくは、卓也より経験豊富彼女を満足させるために、ラブローションやグッズを用意し、恵理に奉仕し続けた。

しかし、ベッドタイムを共にするうちに彼女は、恥ずかしい言葉強要されたり、クリトリス乳首といったポイントを、摘んで弄られるのが好きなことがわかってきた。

「ああん……た、卓也さ、ま……入れて、ねぇ、もう一度、来て、噛んで……」

背後位だからできる愛戯である。 卓也は元気を取り戻した自分の分身をヴァギナ挿入し、 形の良い引き締まった乳房に顔を廻して、乳首甘噛みした。 そして、恵理の淡い草むらを掻き分けて、クリトリスを指と愛具の2つで責め立てた。

「今日は俺の誕生日で、明日は休日ですからね。オールナイトでいきましょう」

卓也が高らかに宣言する。恵理の中のMの素質が目覚め始める。最も感じる部分を三箇所も同時に、年下の男に責められるのだ。何度目かの絶頂の中で、疲れを知らない若い卓也との今夜のセックスに、これまでの男にはなかった、「本当に、生きているのだわ」といった生と性の、赤裸々な悦びを感じていた。

「恵理さん、キてますか?感じるでしょ?もっとイジメてあげますからね」
言いながら卓也は恵理のクリトリスを擦り上げ、ラブグッズのスイッチを少し強くする。

「ああ、ねぇ、あっ……!」

意識を手放す直前、恵理は何度目かの絶頂の中に、またおびただしい量の愛液を洩らして、太腿とシーツを濡らしていた。

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