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「仮面」

2010年11月17日 23:50

今晩は
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  ●たとえ気になる人が現れても、恋心は抱かない…


  私、派遣社員 ゆかり

  職場の人とはあまり飲みに行ったりとかはしない。
  そして、たとえ気になる人が現れても、恋心は抱かない…
  というのがモットー、だった。

  でも…。

  春から今の部署に異動してきた彼、寛樹は、まるでモデルのように背が高くて、落ち着きがある。
  私は、なぜか忘れられなかった。あくまで職場の人だから、忘れなきゃって思うのに。

  彼が異動してきてから、仕事上、少しずつ接点が増えるようになった。

  書類を提出する時、何か問題点がある時、当然ながら、
  仕事の「私」を演じる。

  気づけばこの生活もすっかり慣れてきた。

  いつものようにランチが終わって、給湯室へ行った。
  ここは、トイレと同様、誰もいなければ、一人ぼっちに近い密室で個室に近いところである。

  そして、仕事モードの「私」を脱ぐことができる。

  洗いものをして、その隙に私は深呼吸をしていた。

  何一つ、音はしなかった。

  でも、目を開けると…。私の右隣に、寛樹がいた。

  「えっ!?」 私は思わずぽかんとしてしまった。
  「ごめんごめん。おどかしてしまったな。息抜きしてた?」

  こんな私の姿は、寛樹にはあっさり見抜かれていたのだ。

  「うーん…。かもしれないかな。」

  私は笑ってそう返すと、寛樹は、そっと私を自分の胸板に
  誘導して、ぎゅっと抱きしめた。ごつごつした手が、私の肩や背中をそっと撫でるように、ただ優しく私を引き寄せる。

  私は頭がパニックになりかけた。

  「今夜、空いてる?」
  「うん」
  「じゃあ、公園で待ってるから」

  寛樹は、私の耳元でやさしくささやいて、そのときは終わった。

  仕事後、私達は軽くお酒を飲んで、それから、ホテルへと向かった。

  ●「私の仮面、脱がせて…」

  部屋に入り、寛樹は私を後ろからやさしくぎゅっと抱きしめた。

  「ゆかりちゃんが欲しい。昼間はあんなことになってしまったけど、ちゃんと告白しなきゃな。いつも仕事で一生懸命で、でも、普段は仕事の仮面、被ってるだろ?なんかほっとけなくってな。俺が守りたいって思った。」

  私は、そんな彼の優しい言葉に思わず涙がこぼれ、
  ふりかえってぎゅっと抱きついた。

  「私の仮面、脱がせて…」

  私は、ただ寛樹に体を任せるのみだった。
  寛樹は優しく私の服を脱がせ、下着にも気を遣ってくれた。ブラのホックがプチっとはずされ、肩紐がするっと落ち、
  白い乳房があらわになった。

  そして、パンティーをそっとおろし、あの部分もあらわになった。

  「これが脱いだ仮面なんだね。きれいな、やらしい体だね」

  寛樹もトランクスを脱ぐと、男性自身がみなぎっていた。

  「やわらかいおっぱい…。気持ち良いよ」
  彼は私のおっぱいに夢中だった。

  もう片方の手は、私の秘部に入り、草むらを掻き分けて
  クチュクチュと愛撫した。

  「はぁ…ん。ああ~ん。」

  「もう俺も限界かも。イキそう。一緒にいこうか。」

  そのとき私は、絶頂を感じた。

  突き抜ける快感大好きな彼と一緒になる幸せ。
  彼と真剣に付き合いたい、とまっすぐに思った瞬間だった。

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 今日の話はいかがでしたか

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