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【眞鍋かをり“泥沼裁判”】

2010年09月26日 11:38

新聞が書かない
事務所との
壮絶バトルの裏側
(ゲンダイネット)

真鍋かをりタレント

 真鍋かをり(30)と所属事務所との第5回口頭弁論が9月15日、東京地裁で開かれる。芸能界タブーガチンコで暴露し合うこのバトル、日増しに注目度がアップしているが、今回はどんな仰天話が飛び出すか。今まで、細切れでしか伝えられることのなかった泥沼ぶりをザッとおさらいしておこう。

 発端は08年8月、真鍋の所属事務所アバンギャルド(当時)の牧野昌哉社長が、法人税約3億4500万円の脱税で逮捕。真鍋ら所属タレントは新事務所アヴィラに移籍させられた。真鍋は「実体は同じで、信頼関係が崩壊している」として09年9月、アヴィラに専属契約解除を通知。12月に「契約関係の不在確認」を求めて提訴した。「自宅を家宅捜索されて屈辱的な思いをし、名誉を傷つけられた」と主張事務所は「所属契約は有効」として、徹底的に闘う姿勢を見せ、バトル開始。

 「真鍋は隠した法人所得11億5900万円の使い道を、芸能界の実力者へのみかじめ料として渡していたと牧野被告が供述したことをさらけだした」(芸能ライター

 今年3月5日、東京地裁は牧野被告法人税違反懲役2年6月、執行猶予5年の有罪判決を下した。3月29日、アヴィラの反撃が始まった。「真鍋宅の家宅捜索は、本人の脱税容疑だった」と主張薄給を否定、年収5000万円を支払い、月給420万円のうち180万円を真鍋の要請で、実母の会社に送金していたと、マスコミFAXで送り付けた。即座に真鍋は「自主的に修正申告を済ませた」と発表。続いてアヴィラは、事務所が受けて真鍋が行かなかった仕事の損害が6億円にのぼるとして、5月17日、専属契約違反による3億円の損害賠償請求を起こした。


関係者も仰天のエグい中身

 真鍋は口頭弁論に出廷、事務所女性タレントを商品として扱った状況をつぶさに説明した。

 「タレント某は、社長性的関係を持ったから、番組に出演出来たなどの低俗な話を聞かされた。実際に話題にのぼったタレントの仕事量が増えた」と社内の実態を説明。事務所は「原告主張と本件はいかなる関連性も有しない」と切り捨てた。

 その後も真鍋は事務所に「30歳まで結婚を禁止する」「妊娠したら中絶させる」と言われたと主張事務所は「異性との交際を禁止したが、中絶強要したことはない」と反論。

 「マネジャーが、知人男性とのツーショット写真を私物から盗み、80万円で買い取るよう要求。断ったら写真誌に掲載され、ストレス過呼吸自律神経失調症になった」件については、事務所は知らないと突っぱねた。

 真鍋は横浜国大入学前にスカウトされ芸能界入り。現役国立大生の高学歴グラビアアイドルとして売り出し、人気者に。その後ブログの女王と呼ばれ、エロ賢いアイドルとしてスポーツキャスターまで幅広くこなした。現在も「とくダネ!」でコメンテーターを務めている。

 裁判でズタズタの真鍋の心の支えは、4年前の番組共演時に告白して落としたお笑い芸人麒麟川島明(31)。今春、真鍋の自宅からのお出掛け姿をスクープされるなど、アツアツぶりは変わらない。裁判決着後に結婚解禁の声もあるが、この泥沼、抜けられるか。

 (日刊ゲンダイ2010年9月13日掲載)


【笹パンダコメント

 最初は、旧事務所脱税事件だけだと思っていたんですけどね。

 眞鍋さんの脱税疑惑とは→給料の一部を眞鍋さんの親が経営する会社に「コンサルタント料」名目で、毎月支払いがあった。事務所側は、写真週刊誌契約書と毎月の支払の証拠書類を掲載。

 事務所としては、「飼い犬に手を噛まれる」形になったわけですが、眞鍋さんは徹底的に戦うつもりのようですね。

 事務所の前時代的な体制が暴かれ、泥沼化してしまいました。この裁判の行く末は、どうなるのでしょうか?

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