風呂上りの夜空に・・・

.
.
.
.
.
.
あ、ありがとう・・・


変態さんは　わたしの体を拭いてくれる・・・


居候さんにもしてたんだよね・・・？


『してたよ』


即答かよ・・・


少し　ムッとした顔してみる・・・


・・・・


動揺くらいしろよ・・・


ん・・・？　　何・・・？


そうね・・・　ここ十階だから・・・


髪乾かさないと・・・


だめだって・・・


あん・・・　そこ・・・だめ・・・


せっかく　お風呂入ったのに・・・


えっ・・・　また　入ればいい・・・


そういう問題じゃ・・・


こういう時　・・・を把握されてるって・・・



不利よね・・・



素直になるしかないか・・・



なんか・・・



部屋の中なのに・・・



窓から星が見えるって・・・




野外みたいで嫌だな・・・




えっ・・・？




考え方を変えれば・・・いい？





星が見えて・・・ロマンチック・・・




あは・・・　意外に詩人よね・・・




奈落の吟遊詩人・・・




なにそれ・・・　昔の呼ばれ名・・・？




稀代のペテン師じゃなかったっけ・・・？



それもある・・・？




ドラキュラ・・・



あんっ　　首・・・気持ちいい・・・




歯・・・立てちゃ・・・




そうやって・・・




いつだって・・・　わたしを感じやすくさせて・・・




ずるい・・・




いや・・・じゃ・・・ない・・・けど・・・




いつだって・・・　負けた・・・気分に・・・




ひとつ聞いていい・・・？




なんでニーソックスだけはかせるのよ・・・？





趣味・・・　即答なのね・・・





脚を開かされて・・・




指が・・・




んっ・・・






夜空か・・・






考えたら・・・芝居がかってない・・・




ほんとに・・・






どこまで本気なのよ・・・






信じちゃうじゃない・・・





・・・いや・・・





だめ・・・　　





・・・














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・信じ・・・