バイトちゃん！③

「お嬢」がやってきた現場事務所。
「バイトちゃん」も、わざわざ支店から自分の指導にきた。と言う事でやや緊張気味。
別に彼女が思うほどに深い意味はないんだけどね？
（支店長達からすると、僕に対して深い意味はあったんだろうけど？）

がしかし、一方の「お嬢」は、そんなのお構いなしにルンルンモード全開！
全く幸せモンだ！支店長達の思惑を知ってるんだか知らないんだか？
本人からしてみれば、良い息抜きが出来るから関係ないか？

でも、三人の間には不思議な空気が流れていたな～？
僕はと言えば、「お嬢」の超ハイテンションに、この後の落差が恐いな～？
と思いつつ、「面倒くさいから早く帰らんかいな！」と願っていました。
当初は、「バイトちゃん」にもさほど食指が働かず興味なし。状態だったので、この雰囲気は耐え難いモノがありました。

ここからは僕の想像。
「お嬢」は、
「バイトちゃん」がどんな娘か？自分のライバルあるいは障害になるのかを見極めたい。
ましてや、現場事務所では僕と二人っきり。なんて危険！
でも、自分が先輩だから、ここは悟られないように冷静を装って、
何気なく「バイトちゃん」に釘を刺しておかないと・・・。
と、大まかにはこんな感じだったのかな？

「バイトちゃん」はといえば、
わざわざ支店からバイトの指導に来るなんてのはあり得ない。
たぶん「りゅうさん」と「お嬢」はつきあっていて、「指導」を口実に会いに来たんだ。
支店長の許可で来るくらいだから、みんなが公認の仲か？
ここは、変に邪魔してもいけないし、「お嬢」から勘違いされて睨まれてもやっかいだし、何とか誤解されないように距離を置いておこう！

このような勘違いの読み合いがが有ったんだろうと思います。
現に、「バイトちゃん」は「お嬢とつきあってるんですか？」と聞いてきたからね。
当然、「つきあうどころか犬猿の仲じゃわい！」とちゃんと言っておきましたけどね！

とにかく、最初は変な探り合いがあって、すごく居づらい雰囲気を醸し出してました・・・。（汗）
だから、「じゃあ指導の程よろしく。」と言い残して、現場や役場の担当者の所に避難。
何はともあれ、その場から離れたかったよ～。（涙）

でも、二人きりにした事によって、またまた変な方向へと事態は進展していくのでした。（汗）


海衣さん
ご配慮感謝します！（笑）
また希望があれば、相談にのりますよ？(^^;)

まゆさん
やっぱり、僕のまわりは個性的な人が多いのかな？
ネタには困らないけどね！(^^;)
昔の話なので、記憶が曖昧なところがあるので多少は脚色してますが、
基本的にこのログは、事実に基づいて構成されております。
楽しんでもらえると幸いです。