「人間と動植物の共生関係」

昨日のログで、改良メダカが、田舎っぺ大将よろ
しく花の東京で一旗あげようとするところまで書
いた

今日は、フォーカスを拡げ
「人間と動植物の共生関係」について考えてみた
い


自然界においては、「花と虫」のように動植物が
生き残りのために、相互に共生関係を作り上げて
いることはよく知られている

長い年月をかけ神秘的なまでに調和の取れた見事
な関係だ


ここに人間という存在が入ってくるとどうなるで
あろうか
人間は、自分たちの生存、繁栄のために様々な手
段で、自然の摂理までも変えようとする
その「欲望」はとどまるところを知らない

長い年月を経て、家畜からペットになった犬や猫
と人間との共生関係は良好な部類であろう

改良メダカと人間の関係はまだ30年位の時間し
か経ておらず、どこに落ち着くのかは未知数だ


漠然とした言い方になって申し訳ないが「欲望」
のままに、地球から宇宙にまで研究、開発の領域
を拡げ、すべての課題が技術で解決できると考え
ることに落とし穴はないだろうか？

「人間と動植物の共生関係」が調和の取れたもの
になっていることは、人間の活動が自然の摂理を
侵していない証明書になると思う

傲慢になっていないか謙虚に振り返りたい


昨日、多孔性物質の開発で、北川進氏らがノーベ
ル化学賞を授賞したとのニュースを聞いた
「人類が抱える最大の課題の解決に貢献する…」
と言っているが…

私の頭に浮かんだのは、多孔性物質はメダカの腸
活に役立つバクテリアの棲家に持って来いではな
いか！…でも、ナノレベルの穴ではバクテリアは
棲めないか…

何に触れても、メダカ飼育に結びつけてしまう私
の思考法は、北川氏が会見で言ってた「好奇心、
面白いことをすることが大事」とは違うのだろう
か？