冷静に考えよう「台湾有事」

（三上智恵氏、ドキュメンタリー映画監督）

ロシアのウクライナ侵攻以降

日本国内で外国との戦争もあるのじゃないか
という風が流れ出した

岸田元総理は国民の不安感を利用し防衛費の増大
を決めた

もちろん　日本の仮想敵国は　中国である


高市総理は、就任早々、「台湾有事は日本有事」
だとし、安保3法案の見直し検討を指示した
さあ！おいでなすった！
さすがゴリゴリのタカ派！
しかし
公明党との連立解消に見た高市氏の状況判断力の
なさを防衛外交に置き換えるとちょっと怖い！


「台湾有事」
日本もアメリカも中国を国家承認しているが、
台湾を国とは認めていない
つまり、台湾問題は中国の国内問題と認めている
のだ
冷静に考えよう
国内で軍事行使が行われることと
他国に軍事侵攻が行われることは
全然、意味が違う

他国の国内のもめ事に隣の国が軍事介入すると言
う話になるのだ


沖縄は今、台湾有事の最前線にされている

10/21から、日米豪軍6万人による軍事演習が行
われ、中国包囲網の脅しをかけている

自分がもし中国に暮らす人間ならどう思うだろう
他国からの軍事的脅威があるのじゃないかと考え
るのが自然だろう

この軍事訓練のニュースは、日本では流されず、
それに対する中国の反応だけをニュースで見て、
騒ぎ、戦時体制を進めることを受け入れてしまう

誰かにマインドコントロールされていませんか？


じゃあ、軍備力どこまで強化すれば安心なのです
か？
当然、相手も対抗して軍備拡張してくる

終わりがない軍拡競争が互いの国内の経済と国民
生活を圧迫し国が破綻することは、80年代の米
ソ冷戦軍拡競争の結末でわかっているはずだ


政治家はなぜ話し合おうとしない？
互いの国の軍事力を段階的に減らしていくことを
なぜ交渉できない？
話下手だから？なら、政治家やめたらいい！

「どんな相手でも同じ人間なのだから、話せばど
こかで折り合える」そんな腹のすわった政治家の
登場を期待する


私の可愛い孫たちを戦場に追いやることは絶対に
許さない！
残りの人生をかけて止める！