- 名前
- 玉こんにゃく
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 「海を見ていたら自分の悩みがちっぽけに思えてきた」という人とはわかり合えないと思います。
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写真を撮らないということについて
2025年04月12日 23:25
学校の勉強は大事だと思っている派の人間です。
こんばんは。玉こんにゃくです。
あまり写真を撮らない人生を送っている。目の前のものを写真に残すことやカメラそのものに興味がないからだ。
私のようにコギャル時代を生き抜いてきた人ならわかると思うが、あの時代、猫も杓子も写真を撮っていた。写ルンですで。
「写ルンです」。かつてデーモン閣下がCMをしていたレンズ付きフィルムである。お店に出さないと現像できないやつね。
あれをみんなが持ってパシャパシャやっていた。現像して終わりではなく、できあがったものに絵や文字を描いて完成する。そのためのパステルカラーのボールペンなんかも豊富にあった。
去りゆくときが惜しくて、それを手にとれるように残したくて、あのころのJKやJCはパシャパシャやっていたのだ。
今、当時の写真を懐かしんでいる人はどのくらいいるのだろう。それはそれで問題だと思わないでもない。
過去に固執する人ほど写真を撮りたがるというのはとんでもない暴論だろうが、私はどうもそんな気がしてならない。輝いていたときをカメラに納めれば、いつでもそのときに帰れるように思うのだろう。
私には戻りたい時代というのがないので、写真を撮ろうと思わないのだろう。私には今しかない。
と、かっこいいことを言ったが、一緒に写真を撮るような友だちもいなかったし、撮りたくなるような風景を探すこともしなかったというのが事実である。
今、写真に撮りたい風景はドレスコーズのライブぐらいのものだが、もちろん現実的ではない。
そうこうしているうちに時は流れ、自分の遺影が飾られることになってしまったなんて事態になっては洒落にならない。私も写真を撮りたい。死んでいる場合ではない。
とりあえず被写体としてベタで身近なのは桜だろうが、年々散るのが早くなっている。昨日咲いたと思ったら、今日はもう葉桜になっている始末。写真なんか撮れやしないじゃないか。
そうこうしているうちに季節は変わる。
インスタを見ていると、みんなよくこんなに撮るものがあるなぁと感心する。ネタがつきないのがすばらしい。
私なんかが写真を載せたところで何になる。
と、やさぐれた気持ちになったところで目が覚める。私は別に写真なんかに興味はないのだ。撮るのも撮られるのも。写真を撮りたいなんてほんとはこれっぽっちも思ってないんですごめんなさいごめんなさい。
写真を撮らずに生きるのも人生である。次に自分が写るのが遺影だっていいじゃないか。それが遠い未来ならば。
そう言えば、小学校のころ、母に寝顔を撮られ、さらにそれを祖父母に送られたことがあったが、あのときの屈辱と恥ずかしさといったらなかった。盗撮である。母と大喧嘩になったことは言うまでもない。
たかが写真1枚でこんなことになるのである。私がうかつにカメラなんかに手を出したくはないと思うのも無理はないだろう。思い出は目に焼き付けておくことにする。








このデジログへのコメント
私、お酒の写真とかクイズ的な風景写真とかばっかりですよ?(笑)
本来は、一瞬の映像を切り取るもので、そこに必要性を感じなければ
写真なんて撮る必要ないわけで。
それで良いんじゃないですかね(^^)
> ふらふらさん
別にいいですよね。誰に迷惑をかけているわけじゃなし。
ただ、写ルンですを手にして友だちとキャピキャピしてみたい笑
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