サイゼリヤ株主優待廃止 替わりに増配

サイゼリヤは、今年7/10日に株主優待を止めました。
それで個人投資家が一斉に売って(15%程度の株主が売却)株価は急落しました。
何故こういう怪挙に出たのか？まあ海外の機関投資家からの反発ですよ。
海外の機関投資家に取って株主優待の食事券なんて何の意味もありません。(いわば利用価値が無いから)
それで株主総会でクレームを付け、増配を勝ち取りました。
それで会社側は、個人投資家をないがしろにして機関投資家の意見を採用したわけです。
これってどうなんですかね～。機関投資家が見限ったらそれこそ大暴落しますよ。
食事券目当ての個人投資家は株価がかなり下がったとしても簡単に売却しないのです。
幸いサイゼリヤは中国事業がものすごく好調です。
中国の民衆の節約志向を見事に捉えて業績が好調なのです。
それに加え当局の経済刺激策として、最近銀行の預金準備率を下げましたから(金融緩和)
民衆の消費が増えそうなのです。それで株価は株主優待廃止前の水準に戻りました。
でも自分がサイゼリヤの株主だったら、優待券廃止なら株は売却します。
大手外食産業は、個人投資家で株価が担保されている事をお忘れなくと言いたい。