本当に脱炭素って実現するのか。荒廃農地の太陽光発電で原発280台分

本当に脱炭素って実現するのか。
以前このテーマで言及した事があります。その時はもう間に合わないと記載しました。
それは粛々とCO2などの温暖化ガスを削減しても、世界各地で起きる大規模山火事で相殺されるか
増えてしまうとしたものです。大規模山火事は今の科学力を使っても防ぐ事は出来ません。
では何故山火事が頻発するのか？
温暖化で気温が上昇して、雷の発生が大幅に増えているのが直接の原因です。
それと気温上昇で木の乾燥化が進み、ちょっとした火でも燃え広がってしまうのです。
火事によって出るCO2は半端ではありません。
最近ではカナダで起きた大規模山火事で、カナダの２年分のCO2がその山火事で発生しました。
北米、南米、オーストラリアでも大規模山火事が起きています。

日本では2050年までにCO２発生を実質ゼロにする事で世界に公表していますが
具体的な方策は発表していません。というか出来ないのです。
日本は太陽光の単位面積当たりの設置面積は(知らない方が多いでしょうが)世界一位です。
と言う事は、設置出来る所はほとんど残っていないと言う事です。
風力はどうかと言えば、遠浅な海は限られていて、浮体式の風力発電を開発していますが
開発途中でいつ量産技術が成功するのか分かりません。
仮に量産技術が確率してもバカ高い建設費が掛かります。何せ海の上に設置するわけですから
それで以前記載した事がある荒廃農地への太陽光発電を設置したらどうなるか。
日本では荒廃農地は28万ヘクタールあるそうです。
そこに太陽光発電を設置すると仮定すると、
まず１ヘクタールでどれ位発電するか。約1Mwです。とすると280000Mwの発電が出来ます。
原発1基分は1000MW(2000MW以上の原発もある)
とすると原発280台分となります。
地上に太陽光発電を設置するのは、浮体式風力発電を設置するよりはるかに楽ですしコストも
格段に安く済みます。
政治家は何のために存在するのか。世のため人のために役立つ事をする事が仕事です。
荒廃農地に太陽光発電を設置するような立案をして国会を通過させるような仕事を
して見ろと言いたい。
野党も政治資金規正法について自民党を攻撃している暇があるなら
こういう法案を立案して国会審議に持って行けと言いたい。
こういう事をするのが国会議員ですよ。
荒廃農地なんて農家が高齢化しているから起きるのです。高齢化は少子化が原因です。
荒廃農地の人達に発電した電力の5%を供給するような事をすれば、喜んで協力すると思います。
荒廃農地って世界中で存在しますよ。
日本がやり出したら、世界もマネしますよ。これで温暖化ガスの削減はかなり進みます。
まあ別の問題も出ます。電力の供給が天候で不安定になるので蓄電器の存在が極めて重要になります。
安くて優れた蓄電池が今後需要が急増します。
前述した様に温暖化ガスの発生を削減しても大規模火災やAIデータセンターが電気を非常に食います。
削減が間に合うか間に合わないかの瀬戸際に来ています。
直ぐに出来る事をやって行かねば、間に合わずだらだらとCO2が増え続ける事になってしまいます。
そうなると地球全体が温暖化して行き巨大台風、巨大森林火災、異常気象もう止められなく
なります。