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農林中央金庫の海外債券投資で1.5兆円の赤字 即売却しようとも・・
2024年06月20日 12:22
農林中央金庫の海外債券投資で1.5兆円の赤字見込み。
常識的に、アメリカやEUがインフレ抑制でこぞって利上げした局面で、利上げ前に買っていた
既発債券は、(新発債の方が金利が高いのだから)ドンドン価格は下がります。だって買う人いませんから
後発債に比べたらどう見たって既発債には目が行きませんよ。
農林中央金庫は、評価損が出ている低利債券を売らずに償還時までもっていれば
損失など発生しません。じゃ~償還時まで持ってましょうとなるのですが
機関投資家というか農林中央金庫などはそうも行きません。
大きな含み損が有れば、銀行などは貸し渋りにつながるし、お金が必要な時に含み損の債券を売れば
世間に知れ渡るって、こういう事態になるわけです。
しかし債券を運用している担当者なら、金利がドンドン上がる局面でなぜ大きな含み損出る前に
既発債券を売らなかったのか?
確かに大口の売りを出したところで、低利の既発債など法人やら機関投資家などが買うわけが
ないから増々価格が下がってしまう事態に陥る。
日本では債券投資など低利過ぎて投資にもなりませんでした。
だから農林中央金庫は日本より高利な海外債券に投資したわけです。
だがコロナ禍が過ぎた頃から世界を襲った高インフレで、世界の国々が政策金利を上げ続けた事で
既存債券が暴落したわけです。
債券投資は個人レベルなら安全な投資ですが、機関投資家である生命保険会社とか
今回の農林中央金庫などは、世界情勢の大きな変化がある時などは
海外債券投資は非常に危険だと言う事です。
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