思わせぶりな新入社員19

Kちゃんとムフフなことをしちゃえ！と思ってはみたものの、Tちゃんのときのようにはいかない。メモの用意も下調べもしていないのだから。Tちゃんが水を汲んでくれて帰ってきた。
小さいテーブルをはさんで正面にいる二人の若い女性。まさかこの年になって僕のような地味な男にこんな幸運が転がり込んでくるなんて！？これも、ずっとまじめに生きてきたからか？どうせならそのご褒美をすべていただきたい！！Tちゃんはなんとかなるかも。問題はKちゃんだ。どうやってコンタクトをとるか、、？Tちゃんに席を外してもらうのも不自然だし、、やっぱり会社のパソコンを使ってメールか？
悪魔に魂を売ったかのように僕は自分の欲望を満たすことだけを考えていた。何を食べたかも覚えていない。
帰り道、僕の両サイドに女性が二人！！今までの人生からは到底考えられない！しかも！しかも二人とも僕の腕にピタリとくっついてくる！！時よとまれ！！そう思いながらわざとゆっくり歩いて行った、、

　　　　　　つづく