思わせぶりな新入社員

年度はじめ、気分一新、さぁやるぞ！という意気込みの中、毎度おなじみの新入社員との顔合わせ。
今年は5人。男性３人、女性2人。
いつものごとく上司のくだらない長話があり、お決まりのように新入社員たちが決まり文句のように同じことをつらつらとしゃべる。
僕にとって、この季節は重くイヤな時期なのだ。なんせ毎年のように新入社員の教育を任されるからだ。
しかもそのあとのプロジェクトまで背負わされる運命にある、、あーっ、もういやっ！！
上司曰く、「君は教えるのがうまいし、人当たりがいいから最適なんだよ。君が頼りなんだよ、頼むからね！」そういうと、上司は足取り軽く自分の席に消えた、、
こっちは好きでやってるんじゃねーんだよっ！っと言いたいのをグッと我慢して、
「はい、わかりました。」
自分で言うのもなんだけど、お人好しなのもいい加減にしないといけないな、、
くだらないことをうだうだ考えてる最中に、ふと目を開けるとさっきの新入社員たちが、、

　　　　　つづく