思わせぶりな新入社員17

テンションの上がり方は半端でなく、このチャンスを生かすべきだし、Tちゃんも完全にその気だし、、
今晩イっちゃえ！！そんな気持ちでTちゃんに迫った。
「新入社員に対して僕が個別面談することになってるんだけど、、今晩は大丈夫かな？早いほうがいいと思うよ？場所は僕が予約してあるから、、住所と店名はコレね！」
そういってあらかじめ調べて書いてあった、あろうことかラブホテル名とその住所を記載した紙切れを手渡そうとした、、まさにそのときだった！Kちゃんがお手洗いから帰ってきたのだ。
「あれれぇ？何か秘密ごとぉ～？見ーちゃった！！」
僕はとっさにメモを自分の上着ポケットにしまい込んだ。どうしたものか、、なんとしても一対一の状況を作らねば、、僕はもう食事どころではなくなっていた。

　　　　　　　つづく