- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「エゴイスト」レビュー☆
2024年03月06日 00:31
鈴木亮平、宮沢冷魚主演他。与えることで満たされてゆく、この愛は身勝手ですか?14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分を隠して鬱屈とした思春期を過ごした浩輔(鈴木亮平)。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢冷魚)。惹かれ合った2人は、時に龍太の母(阿川佐和子)を交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし彼らの前に突然、想いも寄らない運命が押し寄せる―。人気コラムニスト・高山真が綴った、生涯唯一の自伝的小説、映画化。
8/10点!!愛とエゴ。バランスですよね。浩輔の愛で龍太は救われた部分もあるけれど、浩輔のエゴで肉体的にも金銭的にもきつくなり、身体が限界を迎えてしまった。愛に盲目状態だった浩輔は龍太の身体の弱さとやつれていくのに気づくことが出来なかった。それを悔いているのに、龍太の母に対し、また同じエゴを貫き通してしまう。それしか愛し方を知らないからかな?龍太母にそれをやった時に引っぱたいてもらえてたら気付けたのかな?エゴなのだけど、相手を守りたいという愛でもあるというところが厄介ですよね。受け取った側のキツさに配慮出来ていないのが致命的だし、本当の愛は自分がいなくても相手が立てるようにしてあげることだと思うけれど。龍太と龍太母がそれが浩輔の愛し方なのだと受け入れてくれているのも愛であり優しさですよね。「出会っちゃったんだからしょうがない」という台詞があったけれど、愛情で支配しているというわけでもないのに、自分が相手を大切に想うが故に行った行為が相手を追い詰めるということもあるんだなと感じました。親子間ではあるあるだけど、恋愛関係では普通、どちらかが「もう無理」ってなるから、浩輔と龍太、龍太の母との関係性が成立しているのが「出会っちゃった」縁なのかなぁと切なくなりました。浩輔、パーソナルスペース0距離過ぎ(爆)鈴木亮平の愛に苦悩する演技がとても良かったです。宮沢冷魚さんも嫌味のない愛され男子(^^)2023年公開。
このデジログへのコメント
はじめましてコメント失礼します。
鈴木亮平さんは体作りが注目されがちですが、役作り演技も素晴らしい俳優さんですね。
エゴイストとても気になったので見てみたいと思いました。ありがとうございます。
> コウキさん
初めまして。コメント嬉しいです。ありがとうございます。
鈴木亮平さんって変わった役をする時はなりきり型ですよね。なので毎回楽しみです。でもちょっと久々の恋愛もので俺物語を思い出し・・。
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