- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ミスト」レビュー☆
2022年10月30日 23:11
トーマス・ジェーン主演他。この子と約束した。必ず守ると―。のどかな田舎町を襲った嵐が過ぎ去った後、不審な深い霧がゆっくりと街中を包んでいった。霧に飲みこまれていく街を見つめながら、身動きが取れずにスーパーマーケットに取り残された人々。デヴィッド・ドレイトン(トーマス・ジェーン)と幼い息子ビリー(ネイサン・ギャンブル)もそのなかにいた。時が経つと共に霧の中に“何か”がいることがわかり始めた。それは、この世のものとは思えない生物。生き残るためには、店内にいる人々が団結するほかに術はない。デヴィッドは彼の賛同者たちは、霧に潜む凶暴な生物の群れと戦うと同時に、絶望に陥った人々の心を徐々に魅了していくミセス・カーモディとも、対峙しなければならなかった。デヴィッドと彼の賛同者たちは、かすかな希望を抱いて最終決断をする。それは彼らにとって、最良の選択だったのか?それとも呪われた運命だったのか?衝撃のラスト15分・・・絶望の果てに待っている、映画史上かつてない驚愕の結末とは?スティーヴン・キング×フランク・ダラボン監督「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続く衝撃の最新作。
10/10点!!すっごいパーフェクトなイヤミス。流石スティーヴン・キング。パニック・スリラーなのに、内容はパニックしてなくて、諦めた者と諦めなかった者の境界を見事に描ききっています。潔い結末が素晴らしい。息子に「僕を怪物に殺させないで」と誓った約束を守っていれば・・・。人間だって怪物なんだよ。ビリーから見た大人たちは間違いなくそう映ったことでしょう。絶望の1秒先には、もしかしたら希望があるのかも知れない。けれど、それを信じることの難しさ、人間という生き物の強さと弱さをラスト、見事な対比で見せています。スピード感あるパニックものなのに、「もしあの時・・・」と振り返る場面が何度もあり、追い詰められた(=自らが追い詰めている)人間がどうなるのかを冷徹に体感出来る作品です。2008年公開。
このデジログへのコメント
ラストの不条理感が印象的でしたね
ユリさんが10点つけるのは、観ることにしています・・・・。
ネットでもやってそうですね!
> しんさん
名作なのに観たことないなぁと思って観たらラスト最高に好みでした。お久しぶりですが、お元気ですか?
> ザンキンドーナツさん
私の好みは偏っているので!w あまり参考にしない方が良いかと。何かのサブスクでもうすぐ終了って出てたので慌てて観ました。
1か月前に妻を亡くしまして
今はまだ回復出来ていませんが
何とか生きています
劇場で見た時は
なんて不条理な映画なんだと思いました
流石スティーブンキングです
まさに、そのサブスクで、当方も観ました・・・よ
> しんさん
え!!奥様が!!ご冥福をお祈りいたします。大丈夫じゃないですよね・・・電話とか辛かったらかけてきてOKなのでご無理なさらないでくださいね。
> ザンキンドーナツさん
コロナ禍においてはホントにサブスクありがとうですよね。
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