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「スクール・フォー・グッド・アンド・イービル」レビュー☆
2022年10月24日 02:47
ソフィア・アン・カルーソ主演他。どんな物語にも光と影がある。親友のソフィー(ソフィア・アン・カルーソ)とアガサ(ソフィア・ワイリー)が誘拐され連れてこられたのは、おとぎ話の世界の善悪のバランスを保つため、主人公と悪役を育成する魔法学院。プリンセスに憧れるソフィーは過去にシンデレラや白雪姫が通っていたヒーロー&ヒロインの学校に、不吉でダークなものに惹かれるアガサは悪役の学校に入学しようとするが、それぞれ希望しない方の学校へ入れられてしまう。そこで、2人の友情の絆が試されていく。「シンプル・フェイバー」「ラスト・クリスマス」のポール・フェイグ監督と豪華俳優陣でおくるファンタジー・アドベンチャー。
10/10点!!ユニバーサルで頓挫してネトフリが買い取ったけれど、今年の目玉ファンタジーのひとつと言われているし、劇場公開を目指すべきだった作品。ネトフリは有料サブスクだから劇場公開すると顧客が減ってしまう部分もあると思うけれど、このままだと尻つぼみになるのは目に見えているし、Amazonスタジオが成功しているので、劇場同時公開すれば良かったと感じました。ソフィー役のソフィア・アン・カルーソは冒頭、寝起きなのにメイクばっちりでしかもメール乗り悪くてノイズだった。中盤以降、ちゃんと綺麗なメイクが出来ていたし、童顔だからあんなにばっちりメイクしない方が良かった。アーサー王とかフック船長とか物語キャラの子どもが沢山出てくるので、「ディセンダント」とか好きな方にはオススメです。主人公だけでなく、サブキャラにいたるまで多面的に描かれていて、善悪では割り切れない人間の複雑さや魅力を感じさせるシーンが多くあるので、悪役にも感情移入できるのが良くて、物語に深みを与えています。序盤は反面教師的に、後半はストレートに善と悪について考えさせられる構成になっているので、老若男女問わず楽しめます。ファッションもゴテゴテしてるけど可愛い。人種の多様性を意識したキャスティングも魔法界のゴチャゴチャ感とマッチしていて、良かった。パーフェクトな作品ではあったけれど、付け加えるならば、ソフィア・アン・カルーソは舞台女優で歌が抜群に上手いので、ミュージカルで観てみたかった。これまでのファンタジー映画やドラマの既視感はあるものの、ちゃんとオリジナルな個性もあり、原作を読みたくなったし、2時間強があっという間で続編が楽しみです♪2022年劇場未公開・NETFLIX公開作品。
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