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「私をくいとめて」レビュー☆

2021年04月09日 01:46

「私をくいとめて」レビュー☆

のん主演他。おひとりさまライフを気ままにエンジョイするみつ子(のん)31歳。みつ子が一人で楽しく生きているのにはワケがある。それは脳内に生まれた頼れる相談役=A(声:中村倫也)。人間関係や身の振り方に悩んだときは、Aがいつでも正しい答え(アンサー)をくれる。Aと一緒に平和でゆるゆるとしたおひとりさまの毎日が続くと思っていたある日、うっかり!年下の営業マン多田くん(林遣都)に恋をしてしまった!おそらくは両想いだろうと信じて、20代と30代の恋愛の違いを痛感しながら、みつ子はAと共に勇気を振り絞り、失敗したら立ち直れないダメージを負ってしまう31歳、崖っぷち恋愛に踏み出そうとする・・・。脳内相談役Aが爆誕した31歳おひとりさま。わかりみ深すぎ崖っぷちロマンス

4/10点!!「勝手にふるえてろ」と同じ大九明子監督、同じ綿矢りさ、同じ系統の作品で原作も好きなのに、何故だろう?「勝手に~」にドハマリしたのに本作にはハマれなかった。決定打ではないのだけれど、原作にあるみつ子の行動動機やジェネレーションギャップなどが設定はあるのに説明が雑で、どう見てものんの方が年下のキラキラ感があるのに、キャスティングありきで林遣都、Aを中村倫也の声なのに前野朋哉にしちゃう意味の分からなさかな?個人的なイメージでは小手伸哉さん辺りだったのだけどな。原作のキャラも年齢も変えたくないけど、沿わないキャスティングで行きたいは原作リスペクトに欠けるし、それを上回るくらいの演技をしている俳優うも本作の中にはいません。のんは上手い下手じゃなく、おひとりさま闇系女子にしては表情が明るすぎるんですよね。誰もが感じたことのあるあるあるエピソードでも、ヒリヒリする感じが全然なかったです。大九監督自体、ハマるのとハマらないのがあるので、今回は不発だったかな。2020年公開。

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