- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「砕け散るところを見せてあげる」レビュー☆
2021年04月13日 23:57
中川大志、石井杏奈主演他。愛には終わりがない。どこにでもいる高校生の濱田清澄(中川大志)は、“学年一の嫌われ者”と呼ばれて孤立していた一年生の蔵本玻瑠(石井杏奈)をいじめの手から救い出そうとする。清澄は玻瑠の愛らしさと心の美しさに気づき、玻瑠は清澄に感謝と憧れを抱き、二人は心の距離を縮めていく。だが、玻瑠には誰にも言えない秘密があり、玻瑠を守り抜こうとする清澄にも<恐るべき危険>が迫る―。竹宮ゆゆこのベストセラー小説をSABU監督が実写映画化した常識を覆す、衝撃の愛の物語。
5/10点!!原作未読です。公開初週、劇場2人だけでした(^_^;)いじめや虐待という自分の力が及ばない事象を得体の知れないUFOにたとえているのが、なるほどなぁと思いました。いつも頭上にあるけど自分にしか見えていなくて、撃ち落とそうとしたら出来るかも知れないけれど、周囲には頭がおかしい人と思われてしまう。揺るがない正義感を持ちながらもごく当たり前の高校生活を送っている清澄と、家庭と学校両者で壮絶な経験をしている玻璃はどちらも難易度の高いキャラクターですが、二人とも絶妙な匙加減で演じていました。特に石井杏奈はE-girlsのパフォーマーだけど、明るい役よりも「ソロモンの偽証」や本作のような陰キャラの時の方が断然光っていて素晴らしかったです(^^) 原作未読ですが、父親が鍵を握っているのが観る前から想像出来てしまったので、もう少し捻りがあっても良かったかな。でも、暗がりの堤さんは叫びそうになるくらい怖かったです。本作の登場人物たちは誰も、現実と地続きにいそうなのが怖いです。清澄が玻璃の名前を呼ぶことは本当に叶わなかったのだろうか?愛し隣にいるのに、その名を呼べないのはとてつもなく切ないです(;;) 人を救うのはやはり人なのだなと、暗闇の中に射し込む光の存在に胸を打たれる作品でした。2021年公開。
このデジログへのコメント
人を救うのはやはり人、、そう思えるこの旅は、、
観たいです(*´ω`*)
> はらぺこさん
はらぺこさん、無事ですか?お変わりないですか?若者向けかなぁとも思いましたが、はらぺこさんは感性がお若いのできっと楽しめると思います(^^)
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