- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「名も無き世界のエンドロール」レビュー☆
2021年02月04日 23:45
新田真剣祐、岩田剛典主演他。何よりも強い絆で結ばれた幼馴染のキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣祐)。2人は10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのし上がり、住む世界の違うある女性に近づき、プロポーズをしようとしていた。だが、実はそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった―。ラスト20分の真実。この席の終わりに、あなたは心奪われる。「ストロベリーナイト」「累-かさね-」の佐藤祐市が贈る2021年最大の衝撃サスペンス・エンターテインメントが、ここに誕生!
3/10点!!原作未読です。‘空中分解’した世界に取り残されたキダはこれからどうするのだろう?エンドロールを終えた後、立ち上がり日常へ戻っていくことは出来たのだろうか?リサ(中村アン)はどうなったのだろうか?イヤミスというには、物語のスピード感も種明かしの鮮やかさもこちらが待ってあげなきゃいけない愚鈍さだし、衝撃も何も意外性が無さ過ぎます。佐藤監督の「キサラギ」で魅せた種明かしの爽快感が本作には全くない。リサに恨みがないならどうして拘束したのか?最期のサプライズは一人で実行しないと美しくない気がします・・・(-""-;)いじめで転校してきたヨッチ(山田杏奈)に担任のあの対応はない。ヨッチだけあだ名なので、どうしても本名が気になってしまうし、彼女の髪がオレンジなのも含めて、バックボーンをもう一歩突っ込んで描いた方が、彼ら3人に感情移入しやすかったと思います。ヨッチの髪も黒髪の方が、山田杏奈の守ってあげたいピュアさが出て良かったと思います(>_<) そんな突っ込みどころ満載な本作だけど、新田と岩田の演技力だけで、マコトの深い闇とキダの喪失感をちゃんと観客に伝えてきたのは流石。新田はどんな脚本でも心に震える演技が出来る稀少な俳優の一人なので、海外に拠点を移してしまうのは本当に残念です。結末をdTVに引っ張るのはナシかな。前日譚ならまだしも、映画なら映画として完結させなきゃダメです。原作は細やかに描かれているのかも知れませんが、原作やdTVが気になる!というところまで全然到達出来ていない不完全燃焼な作品です。2021年公開。
このデジログへのコメント
はじめまして。
映画レビューお見事です。
この二人が主演なのに、尻切れトンボな扱いは勿体無いですね。
dTV→映画なら納得なのに、マスからミニマムという
真逆の良く分からない戦略。
> 笹熊猫尚輝さん
初めまして!コメントいただけて嬉しいです♪映画からdTVは本当にやめてほしいですよね。原作はもっとしっかり描かれてるのかな?俳優陣が好みだったのに勿体ないとこばかりで残念です。
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