デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

「劇場」レビュー☆

2020年07月19日 00:01

「劇場」レビュー☆

山崎賢人主演他。一番会いたい人に会いに行く。こんな当たり前のことがなんでできなかったんだろう―中学からの友人と立ち上げた劇団「おろか」で脚本家演出家を担う永田山崎賢人)。しかし、その劇団は上演ごとに酷評され、解散状態となっていた。ある日、永田は街で、偶然、女優になるという夢を抱き上京し、服飾の学校に通っている学生・沙希松岡茉優)と出会う。常に演劇のことだけを考え、生きることがひどく不器用永田を、沙希はよく生きてこれたね」と笑い、いつしか二人は恋に落ちる。沙希は「一番安全な場所だよ」と自宅に永田を迎え一緒に暮らし始める。沙希永田を応援し続け、永田もまた自分を理解し支えてくれる彼女に感じたことのない安らぎを覚えるが、理想と現実との間を埋めるようにますます演劇に没頭していき・・・。夢を叶えることが、君を幸せにすることだと思ってた―新しい時代に、恋をしたことがあるすべての人の心を揺さぶる新たな恋愛映画が誕生しました。

3/10点!!行定監督×又吉さんという壊滅的に相性悪いだろうなと思いつつ、お家で新作映画を観れるということで鑑賞。私はお笑いが苦手で、それは芸人という職種の男性の考え方が嫌いだからであって、類友でつるみ、傷をなめ合っている甘さや、男性としての考え方が世間とかなりズレていても、類友と自己肯定感の高さと傲慢さが反省よりも上回ってしまうところとかが毛嫌いするくらい嫌いです。又吉さんは作家でもあるし、俗にいうお笑い芸人とはちょっとタイプが違う方なので、嫌な予感はしつつ、観てみたのですが、やっぱり芸人さんなんですね。芸人コテコテな考え方がしみついているお話でした。しかも、山崎賢人というイケメンが演じるとさらに許せなくなるっていう、もう観る前も観ている間も負のパワーを受け続ける感じでした。それがわかっていたので、公開日には観れなかったんです(爆)「火花」も読んでいますが、女性の描き方も男性の理想一択で、沙希キャラクター女性目線0でこんな女いねーよとうんざりしてしまうくらいで。蒼井優辺りが演じていれば、絶妙なバランスで現実にいそうな女性として成立したかも知れないと感じました。半分まできたところで、「あと半分もある~。」とゲンナリしていたのですが、ラスト、何故か泣けてしまい、びっくり。沙希がこれまで永田を許容してこれた「何も変わらないことは悪い要素0」という考え方が明かされ、世の中に生きていくにはそれが難しいことも理解り、一気にカタルシスが得られたというか。山崎さんと松岡さんの演技に引き込まれました。丁寧に丁寧に描いてきた行定監督にも負けました(^^;)でも、2時間超えは長いけど。原宿下北渋谷と知っている街並みばかりだったので、観れた部分も大きいです。でも、本作が、芸人劇団員男尊女卑な男性以外の女性で、どういう人の琴線に触れるのか教えていただきたいです。2020年公開。

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

ユリ

  • メールを送信する
<2020年07月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31