老いたりとはいえ。ヨコにタテに。

まず。
画像の上部。横開脚。これは、プロフにも書いてあります通り、
前々からできてるものです。
四股踏み・鉄砲と並ぶ相撲の基礎鍛錬、股割りですね。

このまま。
前方にズリズリ這って、開脚角度１８０度を越え、膝を伸ばしたままで
脚を閉じ、両腕でスッと体を起こし、正座までできます。
もう１０年以上、ほぼ毎日こうしてます。

というのも。
筋トレとストレッチの大きな違いってやつでして。
筋トレは、鍛えてレベルアップさせるのも大変ですが、
それを維持するのもまた大変。ぜぇぜぇひぃひぃ言いながら、
汗を流して鍛え続けていないと、維持できません。

しかーし。
ストレッチは、鍛えるのは筋トレ以上にキツいですが、
一度鍛えられてしまえば、それを維持するのはラクです。

地面にべったり、土の字の姿勢。
これは私にとっては、もう「ラク」ですので。
筋トレやジョギングとは違い、少々体調が悪くても、毎日できるのです。
時間かからず、汗もかかず、息も切れず、疲れも残らず、ですからね。

で。
画像の下部。縦開脚です。
最初は、横開脚と同じように座ってやったり、あるいは立って
片脚を壁について、とかやってたんですけど。
ど～にもうまく鍛えられず、ずっと諦めてたんです。

しかし。
最近になって、ふと、このポーズを思いつきまして。
修行の末、何とかここまで来ることができました。

どーです。
膝に鼻、脛に頭突きです。撮影用に、頭の位置が解り易いように
こうしてますけど、本来は両手で包み込むように、
カカト（あるいは足首）だけを持ちます。

ほんで。
脚全体……特に足首や足の甲の力を抜いてですね。両手で掴んだカカトを、
頭上に引っ張り上げることを考えるんです。膝を伸ばすことよりも。
すると、やり易くなります。
(力が入ると、足首は直角に、足の指は反ります。画像のは力が抜けてる証拠)

この姿勢。
脚を伸ばして上げると、必然的に上半身は倒れていきます。それに逆らって
上半身を持ち上げるわけですから、腹筋や背筋、あと首と肩と腕も、
結構な力が入ります。ストレッチしつつ、筋トレにもなってますよこれは。

でも。
いつかは、後頭部を地面に着けたままで、脛に頭突きを。
いつかは、片脚一本で地面に立って、脛に頭突きを。と考えています。

この修行の成果で。
今の私は「直立した状態での、自分の目の高さにぶら下げた標的」を、
爪先で、垂直に、蹴れます。

実はですね。
縦開脚の画像、その標的の方向にカメラが向いてるんです。
向かって一番右奥の本棚と、その隣の本棚の間に、隙間があるでしょう？
そのまっすぐ上にぶら下がってます。高すぎて画像の枠に入りませんでした。
その高さを、蹴れます。ビシッ！　と鋭く。

そう。
例えるなら、チアガールが自身の太ももでスカートをまくりあげ、
フレーフレーってやるみたいに（笑）。

などと言いましたが。
自分の目の高さを蹴れる、ってことは。自分より少し背の高い相手のアゴを、
真正面から真下から、蹴り上げられるってぇことですよ。これはかっこいい！

まぁ。
実戦では相手も動いてるわけですから、そうそう簡単にはいかない
でしょうけど。でも私の身体能力としては、それができるレベルに
到達してるわけです。

うろ覚えですが。
股関節を柔軟にするのは、単に関節を柔らかくするだけでなく、
なんだったかの分泌やら循環やらが良くなって、美容効果がある、
なんて話も聞きましたしね。ふふ。


残念ながら。
学生時代から続けてる筋トレは、流石に加齢によって、レベルダウン
せざるをえなくなってます。が、ストレッチはむしろ、学生時代には
あまりやってなかったこともあり、まだまだこれから！

私、けーでぃーは。
もう４０代も後半の、りっぱなおっさんですけども。
ぴちぴちの１０代２０代だった頃の、自分自身を超えるワザを、
まだまだどんどん、探して、見つけて、やっていきますぜいっっ！

ちなみに。
筋トレだって、量が落ちた分、質は高めてますよ～。
「できる種目の数」なら、２０代の私より、今の私の方が上。
親指抜き指立て伏せとか、若い頃には考えませんでしたからね。


☆☆探して見つける、というのは☆☆

上記の、「最近になってポーズを思いついた」が示すように。
極力、ネットや本には頼らず、自分だけで考えていくということです。
ストレッチも筋トレも。

それで失敗して、膝や肘なんかをちょっと痛めて、一旦休んで、
考えて考えて改良を加えていく、という過程もまた楽し。


☆☆……どうにもならぬ老い……☆☆　　

画像の上部。
どーせプロフで顔を晒してるのに、なんでこんな白四角を入れてるのか？
顔ではないんです。プロフのは若い頃の姿で、確かに今の私の顔は、
あれよりはだいぶ老けてますけど、でも顔を隠す気はありません。

顔ではなくて。
頭部が。頭髪が。その分量が。
老いておりますので。それを隠す為です。

なにぶん。
肥満はダイエットとトレーニングで防げますが、
これには対抗手段がなく。あぅぅ。