シュ−ン･ショボン　・グタぁー

今日からは、ロッテさん　　　胸を借ります・・・

お得意さまに…「関西対決」阪神連敗
2007年5月27日（日） 6時4分　スポーツニッポン

　【阪神０−７オリックス】過去２年間で９勝２敗１分けとお得意さまのオリックスに、まさかの連敗。０５年は８、昨季は６つの貯金を稼いだ交流戦で、猛虎がつまずいている。

　「打」が「線」にならない。先頭打者が出塁したのは９イニングのうち６度。しかし、初回は赤星、２回は今岡が併殺打。４回から６回までは毎回得点圏に走者を進めながら、今度はタイムリーが出ない。不振だった１番・鳥谷が５月初の猛打賞。２番には首痛が完治した赤星が復帰した。だが、クリーンアップが６、８回の無死一、二塁で、いずれも不発では大量点は望めない。「力みには見えんよ。一、二塁が２回あったのに…。言いようがない。それだけよ」。今季６度目の零敗に岡田監督も言葉が見つからない。４打数無安打の今岡は「クリーンアップが打てないから点は入らないです」と自らの責任を認めるしかなかった。

　先発ジャンも悪癖を露呈した。初回１死一塁から今季６個目のボーク。セットポジションで体が動く癖が一向に直らない。自ら招いたピンチをしのげず、この回３失点。わずか２回で降板させられ、見切りをつけられたも同然だった。フォームの修正に取り組んできた久保チーフバッテリーコーチは「同じことばかりで恥ずかしい。起用法は考えます」と２軍降格まで示唆した。

　これで借金５。投打の歯車が合わないチームに、光明は見えてこない。
[5月27日 6時4分 更新 ] スポーツニッポン