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「コッホ先生と僕らの革命」レビュー☆
2019年06月22日 00:57
ダニエル・ブリュール主演他。イギリスから、自由の風が吹いてきた。1874年、ドイツでは反英感情が根強く、イギリスで生まれたサッカーは“反社会的"なものとされていた。そんな中、地方都市の名門校にイギリスからドイツ初の英語教師として赴任した、コンラート・コッホ。教育が「規律・服従」であった時代に、型破りな教師コッホが授業に取り入れたサッカーを通じ、生徒たちが自立、成長してゆく姿を、爽やかな感動とともに描きだす。今もドイツで〈サッカーの父〉と称えられているコッホによる、ドイツ・サッカー誕生の知られざる実話に基づいた感動のヒューマンストーリー。あきらめることに慣れてしまったすべての大人たちへ―ドイツ帝国の厳格な名門校に、型破りな教師が巻き起こした小さな革命。2011年ドイツ映画賞作品賞他、3部門ノミネート!奇跡の実話に基づく、ドイツ・サッカーの創始者<コンラート・コッホ>の感動のヒューマンストーリー。
5/10点!!ダニエル・ブリュール目当てで観ました。子ども向けにしては字幕が難し過ぎるし、大人向けにしても実話だからかも知れませんが、ストレートでひねりがない作品。でも、色々な階級、職種の子どもたちが同じクラスにいるので、当時のドイツの労働事情や生活、流行っていたスポーツ、これから戦争へ向かっていく社会情勢や雰囲気がさりげなく、でも如実に織り込まれていて、これはダニエル・ブリュールが絶対出るってなる訳だと思いました。後々の歴史を考えて、恐らくユダヤ系だと思われる子どもたちが何人かクラスにいるのも、キラキラ目を輝かせてサッカーをする子どもたちの未来を暗示しているようで、ただのサクセスストーリーにしないところがシビアで良いです。あと、やはり、クライマックスのいじめっ子といじめられっ子がともに助け合いゴールを決める瞬間は、グッと来ます。ドイツは国全体で教育しているのがよく解かり、大人たちの戦争へ突き進む考え方が子どもたちにも疑問を持たせないように浸透し、違反をすると子どもだろうと閉じ込められたり、罰則が必ずあるところが、全体主義=宗教的で怖いなと感じました。文学よりはスポーツの方が楽しささえ伝えてしまえば広まっていくので、浸透しやすいですが、各競技の創始者の物語というのは、どれもドラマがあって素敵だなと、同時代の日本の同業者たちと比べながら観てしまいました。2012年公開。
このデジログへのコメント
> keruさん
はじめまして!ダニエル・ブリュール大好きなんです♪同じ人に出会ったことがないから嬉しいです♪EVAはDVD化されてますか?2004年の「ベルリン、僕らの革命」を観た時からハマってます
> keruさん
それは借りなくては!!サルバドール良いですよね。ツタヤディスカスにあるといいなぁ。
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