- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
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- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「きみと、波にのれたら」レビュー☆
2019年06月30日 23:14
声:片寄涼太、川栄李奈主演他。もう会えないと思っていた恋人。あの歌を口ずさめば、またきみに会える。小さな港町に越してきたひな子(声:川栄李奈)は、サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信が持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、消防士の港(声:片寄涼太)と偶然出会い、恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は溺れた人を助けようとして、海で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子。そんなある日、ひな子が二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。「ずっとひな子のこと助けるって約束したろ?」死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが・・・。奇跡がもたらした二人の恋の行方は?そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは?世界が注目するアニメーション監督・湯浅政明、待望の最新作。心に響くメロディにのせ、切なくも胸が熱くなる、青春ラブストーリーがこの夏誕生する。
9/10点!!すっっごい泣いた(;~;) 相変わらず食べ物描写は美味しそうじゃないし、背景描写が時々、雑過ぎるし、ザ・アニメでリアルさには欠けるのですが、大切な人が亡くなるということをとても繊細にエモーショナルに描いている一点が、非常に突出している作品です(*^▽^*)♪ ひな子にとっては恋人が、洋子(声:松本穂香)にとっては家族が、山葵(声:伊藤健太郎)にとっては友人が突然いなくなるという喪失感とそれを乗り越えようとあがく姿を三者の立場から描き、クライマックスで一本のうねりとなり昇華されていくのが、素晴らしかったです(*^¬^*) 三人を通して港の気持ちまでも伝わってきて、多分、アニメ映画では10年以上振りの号泣でした。主人公を男女どちらでも描けるところと、子ども向けも大人向けラブストーリーもいけるところは湯浅監督の強みだと思います。川栄ちゃんと片寄さんに最初からカップル感満載で歌わせ、主題歌もガンガンかけて、一気に世界観に引き込むところと、クライマックスの想像を超えるダイナミックな展開もセンス凄いなと感心しちゃいます。クライマックスのジェットコースターサーフィンは想像したら本当に怖くて、アニメなのに体が強張ってしまいました(>_<)キャラクターもそれぞれ個性強めでわかりやすいし、気付いたら夢中で、切なさでいっぱいになっていました。新海監督の純粋結晶型(同じ世界観をひたすら追究する)と似ているようで真逆で、前作と同じ海を舞台で設定も似ているのに、ここまで毛色を変えられるのはスゴいですw(*゜Q゜*)w 誰もが聞き覚えがあるような懐メロチックな主題歌も爽やかで、夏休みど真ん中に観たい作品です(*^O^*) 2019年公開。
このデジログへのコメント
監督の作家性が出てそうなアニメがたくさん公開されてる印象なのですが、
その中でも1番の候補になりました♪
おっさんの大号泣は避けたいけどね笑
> pekopokoさん
今年、アニメ多いですよね。海獣とかも観たかったけど終わっちゃいそうです。君波は一緒に行った友人二人には不発でした(^^;)感性の違い?
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