たくあんゲット

リリー「ママ！夜食って知ってる？」
※会話は英語です


私「知ってるよ」


リリー「私に作ってくれる？毎日遅くまで勉強してるのを知ってるでしょ？」


・・・


知ってるけどさ


知らないよ？


太るよ？


アンタ、日本食になってから大分痩せたのに

また太るよ？


さらに言えば

私と寝る時間、同じじゃんか


それでも食べたいの？


リリー「受験生は食べるんでしょ？」


必ずしも食べるわけじゃないよ



リリー「お願い！ちゃんと勉強頑張るから」


アン、どう思う？


アン「私も食べたいな～」


・・・



お～しそこまで言うなら作ろうじゃないか


で、昨晩初めての夜食


おにぎり＆ピクルス（漬物が浸かってなかったので代用）



リリー「ママ・・・これ、浅漬けじゃない」


んなっ


アン「たくあんでも良かったのに」


手に入るかンなモン


リリー「これ、やりたかったの」

そう言って見せてきたのは、日本のドラマのワンシーン



リリー「これ・・・してみたかったの」



・・・お～、そうかいそうかい


そこまで言うなら、お前ら見てろよ～



で、今朝は私の持てる力の集大成


おじいちゃんに電話


私「おじいちゃん、日本のピクルスを売ってる人とかいる？」


おじいちゃん「私の倉庫のひとつで日本やアジアの食べ物を輸入して保管してるが、それじゃダメなのかい？」

私「そこ、見てもいい？」

おじいちゃん「いいともいいとも。すぐにおいで」



で、倉庫を見ることわずか2分



ありました～


真っ黄色のたくあん、ありました～


すぐさま持って帰って、アンとリリーにお披露目


リリー「これ！！アン、これ！！」


アン「ママすごいどこで売ってたの」


んっふっふっふ


ママは決して諦めないのだよ


リリー「お昼にこれ、食卓に並ぶ？」


ダメだよこれは夜食用



アン「2切れくらいなら並んでもいいと思うのに・・・」




・・・お前ら、さては


見ちゃったから食べたくなったな


でも、ダメ


夜食で出す約束でしょ？


リリー「そうね、夜食で食べられるんだもの。それまで待つわ」


そうそう、頑張れ



ママはママなりに、君たちを応援してるのだよ