- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ブリグズビー・ベア」レビュー☆
2018年07月12日 22:16
カイル・ムーニー主演他。閉ざされた空間で両親とだけ暮らしてきた青年ジェームス)が、ある日突然警察に連れ去られる。「あなたが一緒に住んでいる男女は、25年前にあなたを誘拐したのです」・・・!?突如、外の世界で“本当の家族”とともに暮らすことになったジェームス。偽の両親によって作られた教育番組「ブリグズビー・ベア」から得た知識で育った彼の「常識」が、周囲の人間を騒動に巻き込んでいき・・・。世界中の映画祭で話題騒然!「サタデー・ナイト・クラブ」のスタッフが贈る、可笑しくてちょっぴり切ないハートウォーミングストーリー。
7/10点!!ジェームスは何歳なのだろう?28歳くらい?ジェームスの側にスペンサーの存在があったことは救いだと思いました(*^¬^*)ジェームスを見守る人々が皆、温かくて優しくて、その分だけ切なくて。ほろ苦い成長物語です。マーク・ハミルが古いパパ役で出てるのも素敵☆「八日目の蝉」もそうですが、誘拐された子どもは、自分のアイデンティティーを根底から否定されるわけで、その中で、昔の自分を認め、無くしたくないものを守りながら、新しい人生に適応していく困難さを「ブリグズビー・ベア」制作を通して、見事に描ききっていると思いました。ジェームスに揺るぎない目標があって、本当に良かったと思いました(*^¬^*) 本来、警察は市民を守るためにあるのだけれど、ヴォーゲル刑事みたいなアシストの仕方も素敵でした。人生を誘拐されたのは、ジェームスの家族全員そうで、映画制作が終わって、彼らがどう絆を繋いでいくか、もう少し観ていたかったです。日本では「臭いものには蓋を」みたいなところがあるので、こういう再生の仕方は難しいかも知れませんが、家族や友人を愛するならば、その人の背景や人生そのものを認め、歩み寄り添うことが大切なのだなと、シンプルだけど、忘れがちなメッセージが詰まった作品です(*^^*) 2018年公開。
このデジログへのコメント
これも、、観て見たいな~(*´-`)
> はらぺこさん
これはとても評判の高い作品で、ミニシアターの7割くらいが埋まってました。映画愛のある作品です。
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