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「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」レビュー☆
2018年07月11日 23:50
ヘレン・ミレン主演他。ナイロビ上空610kmを飛ぶ[空からの目]を使い、イギリス軍のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、国防省のベンソン中尉(アラン・リックマン)と協力して、英米合同軍事作戦を遠く離れたロンドンから指揮している。凶悪なテロリストたちが大規模な自爆テロを実行しようとしていることをつきとめ、アメリカ・ネバダ州の米軍基地にいるドローン・パイロットのスティーヴ(アーロン・ポール)に攻撃の指令を出すが、射程圏内に幼い少女がいることがわかる。キャサリンは、少女を犠牲にしてでもテロリスト殺害を優先しようとするが―。ドローン兵器を使った現代の戦争の世界。一人の少女を見殺しにするか、80人の命を危険にさらすか、彼らが出した答えは―。会議室から干渉する上層部と、指揮官キャサリンの熾烈な正義感。アカデミー賞スタッフ&キャストが描く、衝撃の軍事サスペンス。
8/10点!!ドローン戦争ものは「ドローン・オブ・ウォー」など3作くらい観てますが、一番面白かったです。大抵、動きがないから眠くなってしまうのですが、それもなくて。本作もギリギリまで会議室、プレハブの中の操縦席で話し合っているだけなのですが、軍事的、政治的、現場の協力者、テロ現場を知っている軍人、6年間ターゲットを追い続けた大佐など、様々な立場の見解、気持ちが交錯し合って、重厚感のある人間ドラマに仕上がっていました。でも、攻撃は殺人なんですよね。「攻撃しなければならない。」ではなく「殺人行為を犯さなければならない。」。責任を気にする部下に「あなたには何の責任もないから大丈夫。」とキャサリンが言うシーンがありますが、殺人を犯す人々は幾ら間接的であろうとも、その責任から逃れてはならないと思います。犯す側も恐らくパイロットなどは長い間トラウマになるでしょうし、戦争という行為は負の感情しか生まないということは嫌と言うほどわかるでしょうけど、それでも続けるんですよね・・・。もう、クライマックスは予想外のことが起こったりして「わあああ!!」ってなってしまいました(>_<)あんなにダイレクトに狙えるなら、もっと小型のミサイルないんですか?これまでのドローンものでは観たことのない小鳥型や虫型のものが出てきたりして、もうスパイ映画の世界ですよね。一貫してミサイルを撃ってはいけないと言っていた女性も違うかなと思いますが、撃つのも違うと思うし、永遠に解決しない、負の感情しか生まない「戦争」という行為は、何が何でも避けるべき行為ですよね。少女の救出をギリギリまで粘ったように粘るべきことです。重たいけど、とても考えさせられるので観て良かった作品です。2016年公開。
このデジログへのコメント
ヘレンミレン素敵な人です。刑事物、が好きです。
観てます~(*´-`) これ(^-^)/
そう!重たいけど、、考えさせられる映画でしたよね(*^^*)
> HIROさん
ヘレン・ミレンは気高さがあって素敵ですよね。私も好きです。
> はらぺこさん
これまでのドローン戦争ものは眠たいものばかりだったので、こうちゃんとドラマがあってというのが伝えたいという意思を感じられて良かったです。
> ロイ☆さん
事件は会議室で起きてるんじゃない!的なエンタメ要素もありましたしね。ドローンはただただ鬱映画でした。それがリアルなんでしょうけど。
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