- 名前
- ウルトラ7
- 性別
- ♂
- 年齢
- 63歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ガツガツして欲しい貴女、他の方をお訪ねください。 まったり、ねっとりの専門店です。但...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
3.11 を忘れないために ヒーローズ・カムバック
2017年03月29日 15:33
【著者】細野不二彦
ゆうきまさみ◆吉田
戦車◆島本和彦+石ノ
森章太郎◆藤田和日
郎◆高橋留美子◆荒
川弘◆椎名高志◆か
わぐちかいじ掲載順
《東北復興支援プロジェクト》
2013年5月5日初版第1刷発行
株式会社小学館
漫画家・細野不二彦は、その時手を合わせていた。
2011年6月―――
同じく漫画家の森川ジョージたちと石巻市内、大川小学校などを廻る。
ボランティアのサイン会だった。
夜型の漫画家で、今朝まで東京で仕事していた彼だが、夜が明けた強い日差しの中で、大川小学校で初めて会う子供らと、いま祭壇に手を合わせている。
自分の日常とかけ離れた惨状に、そこに来た自分の意味を考える。
SNSを駆使する若い漫画家たちは震災翌日から動きだし、電子書籍、同人誌、単行本化へと、有志だけで展開して見せた。
(『僕らの漫画』シリーズ)
《チャリティブック》を作るのは魅力的。
だが、雑誌の連載を持っていると、書き下ろしは負担が大き過ぎる。
アナログ人間の細野、刺激こそ受けるも妙案はなかった。
いや、待てよ。
連載枠、1回お休みで読み切りなら出来るんじゃないか。
それで、チャリティブックにするのなら、印税提供しても痛くも痒くもない人でないとお願いしにくいよな。
◇高橋留美子
◇藤田和日郎
◇椎名高志
電話をしたら、「やりたいです」と、即答、快諾♪
よっしゃあ~~~!
小学館のトップに直談判じゃあー。
《東北復興支援プロジェクト》として2011年の年の瀬から動きだした。
◆「ビッグコミック」
2012年 第6号 掲載(描き下ろし)
[ 俺しかいない
~黒い波を乗り越えて~ ]
かわぐちかいじ
◆「週刊ビッグコミックスピリッツ」
2012年 第47号、第48号 掲載
[ギャラリーフェイク ]
細野不二彦
◆「週刊ビッグコミックスピリッツ」
2012年 第49号 掲載
[究極超人あ~る ]
ゆうきまさみ
◆「週刊ビッグコミックスピリッツ」
2012年 第50号 掲載
ぅ っ
[伝染るんです。 ]
吉田戦車
◆「ゲッサン」
2012年12月号 掲載
[サイボーグ009 ]
島本和彦 (協力:石森プロ)
◆「週刊少年サンデー」
2013年 第4・5合併号、第6号 掲載
[うしおととら ]
藤田和日郎
◆「週刊少年サンデー」
2013年 第10号 掲載
[犬夜叉 ]
高橋留美子
◆「週刊少年サンデー」
2013年 第11号、第12号 掲載
[ 銀の匙 Silver Spoon ]
荒川 弘
◆「週刊少年サンデー」
2013年 第13号、第14号 掲載
[ GS美神極楽大作戦!! ]
椎名高志
……こうして単行本に纏められた『ヒーローズ・カムバック』は初版10万部を刷った。
細野の考えでは、漫画家の印税の寄付だけだったが、編集・デザイナーたちが手間賃を提供。
小学館からも利益が提供された。
宮城・岩手・福島三県の震災遺児や孤児のための育英基金であったり大震災出版復興基金に、1000万円ずつを寄付の第一弾として贈る。
大広告主である東電には忖度する電波・映像媒体とは違い、出版社はしがらみがない。不自由は少ない。
『美味しんぼ』[福島の真実]編のように、前半は丁寧な現地取材に基づく内容が、後半一転、エキセントリックだと批難の的に!
そんなことも含めて、原発関連の作品は、断トツ圧倒的に漫画の数が群を抜いてる。
これは、日本が文化として誇れる漫画の、頼もしい一面だと思う。
切っ掛けとなった“大川小学校”。あの一件で、今日、控訴審。
個人の責任は追及されるも、東電・国は、どこ吹く風の涼しい顔。
それどころか、安倍総理に楯突く奴は許さん、と強権を発動って…。
正直、そういう国って《北朝鮮》しか、思いつかない。
首相官邸も、許可なくば撮影禁止!
これも日本以外だと、《北朝鮮》しか、思いつかない。
日本、《北朝鮮》化が止まらない。
このデジログへのコメント
自分の出来る事を考えて実行するのは
簡単そうで、難しい
自分を出す事によって
共鳴してくれたら、とても嬉しい
一方で
都合の悪い事を強制終了させるのは、簡単
でも、誰も共鳴できないと思います
> さくらな みきさん
『はじめの一歩』の
森川ジョージさんもだけど
細野さんみたいに
ボランティアに行ってみて
考えてしまって
最初は悶々として
得意分野で動きだすところが
人間臭い
漫画家さんがサイン会に来て下さったことがありました。私は行けませんでしたが嬉しかったです。美味しんぼのように、被曝と言って人が来てくれない福島だったので。美味しんぼ、は、許してません。
> としほさん
『美味しんぼ』は
風評被害を否定するのに
明らかな認識の間違いも!
抗議は当然だが騒ぎ方は異常.
右翼の小学舘への攻撃は
永田町を後ろ楯に
尋常ではなかった.
コメントを書く