ある人の言葉

今年もあと数日。今年をどう締めくくるか。
力を抜かず、かといって入れ過ぎず、当たり前を当たり前に大切にしながら、より一層笑顔で過ごす数日間にしたいですね♪


『未熟なうちは成長する。
成熟すれば、あとは衰えるだけだ』
byレイ・クロック

「あいつはまだ未熟だ」
そう言われる時、それは決して褒め言葉ではなく、むしろ少しばかり軽視の意味合いを持って使われていますね。
でも、未熟さとは、その「未」である部分に、たくさんの可能性を秘めているということでもあるわけで。
未熟、つまり未だ熟していないということは、これから熟れていくところだということでもあるわけです。
完熟が一番美味しいし、完成形に近いのは確かだけれど、一旦完熟したものはあっという間に痛んでいく。その姿を留めるのはほんの一瞬で、みるみるうちに痛み、腐り、衰え、しぼんでいく。
未熟だからこそ輝くエネルギーがある。
未熟だからこそそこに見える未来がある。
成熟を目指すことは必要かもしれないけれど、どんなときも常に未熟さを意識することは、衰えることを知らない力を持ち続けることなのかもしれない。
日々是成長とは、自分の未熟さを自覚するところにあるのでしょう。
未熟でいいじゃないか。まだまだ青い部分がたくさんあっていいじゃないか。
背伸びするのはやめて、未熟な自分を受け止めながら、ワクワク成長できる毎日を送りたいですね♪

≪レイ・クロック（Ray Kroc）≫
1902年-1984年
アメリカ合衆国の実業家。
マクドナルドコーポレーションの創業者。
マクドナルドをフランチャイズ展開して、世界最大のファーストフードチェーンに仕立て上げた人物。
1940年に最初のマクドナルドを開いたマクドナルド兄弟と出会う。
兄弟と交渉してフランチャイズ権を獲得、1955年4月にイリノイ州デスプレーンズに最初のフランチャイズ店を出店。
1955年3月、52歳の時にマクドナルドシステム会社を設立。
（1960年にマクドナルドコーポレーションに社名変更）
1961年にはマクドナルド兄弟から商権を270万ドルで買収。
1965年に株式公開、1984年までには世界34か国で8300店舗を開いた。
1955年から1968年までマクドナルド社長、1968年から1977年まで会長、1977年から1984年まで上級会長を務め、生涯で5億ドルの富を築いた。