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成程話:努力すること以前に大切なこと
2016年12月27日 23:56
「努力すること以前に大切なこと」の話。
保護者と面談して悩みごとを聞いていると、私の言う「やり抜く力」の意味を正しく理解しておられないのではないか、と感じることがある。
「やり抜く力の半分は、粘り強さです」と説明すると、保護者たちはうなずく。
ところが、「でも誰だって、自分が本当に面白いと思っていることでなければ、辛抱強く努力を続けることはできません」と言うと、保護者はうなずくのをやめたり、首をかしげたりする。
自称「タイガー・マザー」のエイミー・チュアもこう言っている。
「ただ好きだからといって、上達できるとは限らない。
努力をしない限り、上達するはずがないのだ。
だから多くの人は、好きなことをやっていても全然うまくならない」
私も本当にそう思う。
自分の興味があることを掘り下げるにしても、練習に励み、研究を怠らず、つねに学ぶなど、やるべきことは山ほどある。
だからこそ言っておきたいのは、好きでもないことは、なおさらうまくなれるはずがないということだ。
保護者や、これから親になる人や、年齢を問わず親以外の人たちにも、伝えたいことがある。
それは、「必死に努力する以前に、まずは楽しむことが大事」ということだ。
打ち込みたいものが見つからず、毎日何時間も努力をする覚悟ができていないうちは、興味を持ったことをひたすら楽しんで、どんどん興味が湧くようにしたほうがよい。
GRIT やり抜く力
アンジェラ・ダックワース 著
神崎朗子 訳
ダイヤモンド社より
「トム・ソーヤーの冒険」にこんな話があります。
ある日、トム・ソーヤーはペンキ塗りを言いつけられます。
本当はつまらなくて早くやめたいペンキ塗りでしたが、あえて楽しそうにペンキ塗りをやり続けました。
それを見ていた友人たちは、あまりにトム・ソーヤーが楽しそうにやっているので、やがて「自分にもやらせて欲しい」と言い出します。
しかし、トム・ソーヤーはなかなか代わろうとしません。
ついには行列までできました。
ようやく代わってもらった友人たちは、楽しくペンキを塗り、トム・ソーヤーはペンキ塗りから解放された、という話です。
同じことをするにしても、楽しそうにやるのと、つまらなそうにやるのとでは大違い。
それは、見ている人にまで伝わるし、自分も楽しそうにしていると楽しくなってくるものです。
努力する以前に大切なのは「楽しむこと」。
子供や部下に何かを成し遂げてもらいたかったら、最初は「楽しませる」ことからですね♪
このデジログへのコメント
何に興味を持つか、持たせるか。
子どもは全面発達の可能体ととらえ、いろんなことを体験させ、経験させる。
日常生活に密着した学習が必要なのだと思います。
楽しい+努力=上達
楽しくない+努力=上達?
これ、すごく納得しました。
子供たちにも教えてあげようと思います。
ありがとうございました!
ひろsanさん:遅くなりましたがコメントありがとうございます
お役に立てたなら嬉しいです
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