- 名前
- ユリ
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- ♀
- 年齢
- 42歳
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- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「母と暮せば」レビュー☆
2016年10月24日 00:45
吉永小百合主演他。1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二(二宮和也)が現れる。2人は浩二の恋人・町子(黒木華)の幸せを気にかけながら、たくさんの話をする。その幸せな時間は永遠に続くと思われたが・・・。終戦から70年。山田洋次監督が、作家・井上ひさしの「父と暮せば」の遺志を継いでつくる「どうしても遺したい」物語が誕生します。やさしくて、悲しい。山田洋次監督初のファンタジー。
4/10点!!「父と暮せば」のアンサームービー。「父と~」は広島で本作は長崎なんですね。九州弁は聞きなれているのもあって、言葉の抑揚が気になってしまいました。そのおかげでいつもの山田洋次節がだいぶ気にならなかったですけど(ハイ、苦手です)。色々ファンタジーだとしても不自然な点が多くて、折角良い作品を作ってるのにいちいち気になって入り込めなかったです。最初に浩二が現れた時、近所の人に呼ばれて何も言わずに行っちゃったけど、もう会えないとは思わなかったの?とか、あの当時、31日に映画館開いてるの?とか。あと、やはり山田さんは自分の得意とするフォーマット以外はバランスが物凄く悪いです。で、その結果、自分のフォーマットの使いまわしが出ちゃってるっていう。「父と暮せば」は父が娘を想う会話劇と言葉にできないほど残酷な描写を描いている躊躇のなさが良かったのですが、本作の浩二は自分のことばかりで子どもみたいだし、舞台装置か何かあって回り出すんじゃないかっていうくらい舞台仕立ての2人の思い出話がずっと続くしで、ずるずる描きたいように描いた結果、機を失っていました。エンドロールも好みの問題かも知れませんが、あそこでいきなり現実見せられたら「二度と繰り返してはいけない」と考え出そうとしてた頭が冷めちゃうんですけど(>_<)ヒットするし、アカデミー賞にノミネートしてくるので観てますが、もう観るのやめようかなぁと思わず思ってしまいました(爆)2015年公開。
このデジログへのコメント
そうか~(*^。^*)
「父と~」はたまたま先日見たけど、、、
これはどうしようかな~(^.^;
> はらぺこさん
「父と暮せば」見直したくなりました。アンサームービーなのでご覧になってみてはいかがでしょうか?黒木華ちゃんが相変わらず上手いです。
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