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「ベルリン陥落1945」レビュー☆
2016年10月19日 01:23
ニーナ・ホス主演他。赤軍侵略!ナチス終焉の時―1945年4月。ドイツ軍にかつての昂揚感はなく、国全体を暗い喪失感が覆っていた。陥落間際のベルリンでは、ドイツ軍が姿を消した後もそこに住み続けていた女性達が、略奪・レイプを繰り返す暴虐なソ連軍の格好の標的となっており、主人公のジャーナリスト(ニーナ・ホス)もその例外ではなかった。しかし、彼女はその犠牲者になるまいと、自らソ連軍の将校の愛人になることで安全を確保する。激変する時代に翻弄されながらも、偽りの愛で結ばれた男女の間に、それ以上の感情が芽生え始める。一方で、荒廃した街中では、ドイツ軍の生存者と占領軍が戦争の爪痕を露呈するかのように醜い争いを繰り広げていた。そして、事態は思わぬ方向へ展開していく・・・。原作は世界20カ国以上で、出版された大ベストセラー! 原作『A WOMAN IN BERLIN』は著者マルタ・ヒラーズ(ジャーナリスト)が1945年のベルリン空襲時に手記した日記。
8/10点!!ヒトラー周辺もしくはヒトラーを取り扱った作品以外、戦争中のドイツを取り扱った作品を見たことがなかったので、勉強になりました。終戦前後の、しかも女性目線でのベルリン。女性は強いというけれど、果たして自分が同じ立場になった時、あんな風に男性をこき下ろして女性同士で励まし合えるだろうか?と自分だったらと考えてしまう辛い映画でした。女性は強いと書いたのは精神面での立ち直りのことで、やはり男性に無理やり引きずられて行きたくもない場所、したくもないことをさせられて、その場をやっと愛し始められたらまた無理やり引きずられて、パワーがものをいう世界になったらそうするしかないのでしょうか?ヒロインと将校アンドレイが最後に手を固く握りあうシーンは泣きそうになってしまいました。正しく生きようとする者が損をする戦争。アメリカに占領された日本も女性はだいぶ酷いことになっていたけれど、この映画だけ観た印象だと、ベルリンの方がもっと凄まじかったのですね。剃当時のソ連に女性兵士がいたことにも驚きました。あんなに野獣化した男性兵士の中にいて、それこそ、彼女はなぜ大丈夫なのだろう?と不思議に思いました。自分が大丈夫でも同じ女性を陵辱した同僚と普通に接するとか無理だと思うのですが・・・。あの若いカップルの背景が知りたかったです。綺麗な男の子だったので(爆)原作を読めば寝食のことなど細かいところまで描かれてそうで読んでみたいなと思いました。(2008年日本未公開。)
このデジログへのコメント
女性が観るのと男性が観るのでは感想が違うかもしれませんね。(^^/
アマゾンではこの映画は無かった。。
私は、「マシンガン・プリーチャー」2012年を見ました。実話ですが
ここまでできるか。凄い。
> はらぺこさん
今GYAOで無料配信中です。何だか今年は戦争系を観る事が多いです。暗いのを観たい気分ってどうなんでしょう・・・マシンガン・プリーチャー知らないです!実話なら調べてみますね!
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