- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
「NINE」レビュー☆
2016年01月06日 00:31
ダニエル・デイ=ルイス主演他。チネチッタNo5スタジオの重い扉が開く。ひとり静かに入ってくる男。そう、彼は天才映画監督グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)。だが、面持ちはさえない。彼の周りには衣装、キャスティング、美術、会計・・・様々な人間が群がってくる。撮影開始の日も間近だ。しかし大きな問題が横たわっていた。なんと脚本がまだ一行も書けていない。いつかは来るであろう、天才の前に立ちはだかる「アイデアが思いつかない」という大きな壁。もがき苦しみながら彼が選んだ道は、自分の弱さを包んでくれる愛する女たちのもとに逃げ込むことだった。かつて女優であり、一番の理解者の良き妻(マリオン・コティヤール)。全てを忘れさせてくれる可愛い愛人(ペネロペ・クルス)。自らの映画に欠かせない美しき大女優(ニコール・キッドマン)。初めて「男」に目覚めさせてくれた海辺の娼婦(ステイシー・ファーガーソン)。そして心から甘えさせてくれたママ(ソフィア・ローレン)への妄想。そこにいたのは愛を選びきれない一人の男とそんな男でも愛さずにいられない女たちだった・・・。そしてクランクイン目前、天才監督グイドはある決断を下すのだった。★『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が描く最高にゴージャスでファッショナブルな究極のエンタテインメント!
7/10点!!こんなダニエル・デイ=ルイス観たことない!!自ら「心は10歳。」と語り、少年の心を忘れずに、キラキラした少年の顔になったかと思えば、オジサマの狡猾さを引き出して愛人に迫ったり、何よりどの女性に対しても、自分の弱さをさらけ出して、逆に、それを無意識下で武器にして、女たちが放っておけなくなるよう仕向けているところが凄いです。グイド自身は、多分、自分の事で精一杯で、自分がプレイボーイだということに、気が付いていないのですが、無意識プレイボーイこそ最強なんだ!と思いました。あんなに、人間くさくて、弱くて、チャーミングで、女性は自分を助けてくれると知っている男、放っとけないです。キュンキュンしちゃいます、陥落です(>_<)登場人物が、自分の心の中の激情を表す時に、ミュージカルになって、歌うのですが、女優さんたち、皆細くて、マリオン・コティヤールなんかか弱くて守ってあげたい女優さんNo.1なのに、もの凄い迫力ある歌い方をするので、驚きました。ラストのルイザ(マリオン・コティヤール)のドスの効いた歌い方が、彼女の見た目とのギャップでヤラれました。素晴らしいです(^^)エンターテイメントとしては、キラキラした舞台で、「素敵だった!」と言えますが、そんなに内容のある話ではないので、眠い時に観たら寝ちゃうと思います。でも、グイドは、男性から見ても女性から見ても、魅力的で、自分と重なるところのあるキャラクターだと思うので、惹きつけられました。あと、映画監督だけじゃなくて、何かを作り出す職業の方は、皆、あんな風に死ぬ思いで、作品を生み出しているのかなと、あの監督もそうなのかな?と思いました。2010年公開。
このデジログへのコメント
まだ、寝てませんでした(^^;
そうなんだ。面白そう(^O^
> はらぺこさん
GYAOでやってます。アカデミーにたくさんノミネートされた作品みたいです。きらびやかで豪華でした。
コメントを書く