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『BONES―骨は語る―』

2015年03月16日 00:48

『BONES―骨は語る―』

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海外ドラマ
BONES
―骨は語る―

主人公のテンペラス・ブレナンは超人的な頭脳を持つ天才法人学者

彼女が骨の専門家としてFBI捜査協力、シーリー・ブース捜査官とのコンビで犯罪捜査にあたる所から物語は始まる。

レナ博士は類い稀なる頭脳の持ち主ではあるが、自らを天才と呼んで憚らない。

人の感情の機微に疎い彼女に、ブースは戸惑うこと頻り。

しかし実は彼女は子供の頃に家族に捨てられた過去を持つ。

施設や里親たらい回しにされながら育った彼女は、人に裏切られて傷付くことから心を守るため、人の感情を拒絶した。

一方では自分を裏切ることのない知識を尊び、勉学に打ち込むことで科学を究め、人並み外れた理性と知性とを手に入れたのだ。

遺骨に残されたごく僅かな情報を元に科学者として事件を解決するブレナンは超人的ではあるが、決してスーパーヒロインではない。

好奇心旺盛が故に暴走はするし、無駄に強い腕っぷしが災いして騒動も引き起こす。

理性と知性のみで動く彼女だが、感情がない訳ではない。芽生えた感情をどう扱って良いか解らないだけなのだ。

相棒のブースをはじめ研究所のスタッフも皆、そんな彼女不器用さを理解した上で一緒に行動している。

だから時折、彼女自身は理知的なスーパーウーマンの働きなのだが周りの皆が保護者に見えて、微笑ましく感じてしまう場面が私は好きだ。

ほぼ毎回人骨が出てくる話なのでそれがグロいと感じる人にはお薦め出来ない。

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