趣味は読書、賢太中毒？

「どうで死ぬ身の～」ほぼ、4分の3ほど読んだ。明日は確実に、読了するだろう。
新潮文庫に、二、三冊、文春文庫に一冊未読の作品があるが、すぐ読み終わってしまうだろう。
僕は滑稽と悲惨という言葉が好きだが、この作家はそれをずっと描いている。
何しろ短気で、しかも暴力をふるう。そして、後悔して謝る。
作品の中で、この主人公はロクデナシであるが、そのロクデナシを許してしまっているのは一緒にいる女なのである。男と女が、惹かれ合うのは、傍目からは分からないが、どうして一緒にいるのかわからない。一度別れて、実家に帰ったのに、かき口説かれて戻り、また暴力をふるわれている。
ここが分からないのが、僕が恋愛経験が少ない証拠。修羅場などは、全く理解出来ない。
ドラマや映画で、美男美女が演じている様々な恋愛が、現実には容姿だけでは、並みかそれ以下の男女の間で、絶えず繰り広げられている。
僕も、その仲間に入りたい。