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趣味は読書、「仕事と人生」

2014年11月04日 04:20

城山三郎の「仕事と人生」読了
印象づけられたのは、動物好きであったこと、愛妻家であったこと、そして、徹底した戦争否定主義。
著者は、僕の両親と同世代だろうか。戦争末期、自ら志願して少年兵となり、運良く生き残った。
それは、強烈な体験であり、きれいごとで描かれる戦争とは、全く違ったようである。常に平和は脅かされていると、感じながら生きていたようである。
価格破壊」「毎日が日曜日」などの作品とは違った一面を見た。
佐高信との対談で、作曲家古関裕而などが、痛烈に批判されているのに驚いた。昔、「オールスター家族対抗歌合戦」という番組で、審査委員長をやっていた古関裕而は、好々爺に見えて、とても戦意高揚の作曲家だったとは思えなかったし、知らなかった。
物事は多面的に見て、最後に自分で判断するのが、やはり肝要だろう。
この本は、すぐに読み終わったので、続いて西村賢太の日記にを少し読んだ。
東日本大震災の頃から、始まっている。意図的なのだろうか。

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